ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

運動会の季節に朝顔の花盛り

2011-09-16 06:15:52 | 野の花の笠間茨城
 茨城・笠間では、運動会シーズンを迎えても、猛暑が続いております。
子供たちが安全でありますように。
猛暑を予感させる朝、アサガオが今日もますます元気です。

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 野生化した朝顔さんが、今朝も若々しく咲いています。
この時節、道端で一番元気な花はアサガオかもしれません。
夏が長い今年ばかりではなく、毎年のならわしです。

これからお彼岸、そして来月も、アサガオは堂々と咲き誇ります。
いわゆる短日植物ですので、これが本来の姿です。
日が短くなると花芽を付けるという性質なのです。

 短日植物といえば、キクが有名ですね。
朝顔もそうなんだという話は、昔の小学生と違って、今の小学生さんならば皆さん常識とか。
そういえば昔、セミが鳴き出しても、いくら待っても、なかなか咲いてくれないアサガオでした。

夏休みに入るころに、ようやく待望のつぼみがふくらみ始めます。
そして、子ども会の海水浴のころに、最初の一輪が咲きます。
やっと咲いてくれた朝などは、もう、大興奮です。
海に向かうバスの中で、朝顔が咲いたとか咲かないとか、友達と話している記憶が今も鮮明によみがえります。

 アサガオとは、昔むかし、遣唐使さんが薬草として持ち帰ったといわれていますね。
こちらの野生の花の方は、同じアサガオでも、江戸時代が始まりの一種。
多分、メキシコ界隈が原産のマルバアサガオだと思います。

我が家近くの農道近辺では、この赤い花が優勢ですが、昔のものとは少し花が違います。
アサガオはいろいろな品種が発生しますから、園芸家の楽しみでもあるのでしょう。
下の写真のように、紫色の株もありました。

 海をわたってきたアサガオですが、日本の風物詩として欠かせません。
遠き島より椰子の実が流れ着く日本列島。
こういう外来の植物とのお付き合いが幸せであるためには、相手をよく知ることが大事ですね。

 幸い、今のところは、それほど皆様にご迷惑はかけていないようです。
砂利がむき出しの荒地やヤブの縁などで、さぐるように蔓を伸ばしています。
万葉の頃からの日本本来の朝顔さんこと、里山在来のキキョウさんも、お陰さまで元気です。
愛嬌のある実をつけて、来年に備えて凛として立っております。





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