ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

栗の実さんにこんにちわです

2012-06-25 06:20:00 | 里山の役者たち
 今朝は、朝いちで、栗の実さんにご挨拶でした。
生まれたての栗の実さん。
イガイガさんも、今はまだまだ、産毛の緑です。



雄花さんが盛りを過ぎると、栗色となって枯れ落ちます。
枯れ落ちと入力したらば、最初は彼落ちと変換。
ふと、あわれを感じます。
未確認生物の抜け殻のような、地の模様もあり。



その頭上にて、受粉に成功した元雌花さんが、鎮座ましまします。
画面の手前の枝の中ほどに、ちょこんと載っています。
落ちた雄花さんを見下ろしながら。



こちら、ご近所の栗園さんでは、晩生の品種もあり、花は今が満開。
樹形が美しいのは、剪定無しのゆるい管理ゆえです。
老後の楽しみに、畑を荒らしておくよりは、栗でも植えて。
それもありだと思います。



草はマメに刈られていますから、お陰さまで、なつかしいオオバコさんも、道端にあり。
昔は、蛙っ葉(かえるっぱ)などどいって、どこにでもありましたが。
除草剤が増え、人々の踏みつけが減って、この草も珍しい昨今。

 

 昔は桑畑でした。
時は流れましたが、荒らしてはおけない。
その心が、ゆるいながらも管理が続けられているこの栗園さんの姿です。

この先には、イノシシさんの支度部屋。
人々とイノシシさんの衝突を和らげるもの。
それが、この栗園さんと野良猫さんです。


傍らでは、お茶の木さんとミョウガさんが、柔らかく衝突。
高齢化が進み、限界集落なる言葉も、近頃よく耳にします。
里山界隈も、これからは、十年後を見据えた動きが必要でしょう。

 ところで、昨日の夕方は、高知県四万十市の大宮産業さんの活動を、ラジオで拝聴しました。
地域の火を灯し続ける、山村の人々の熱い心。
さて、茨城笠間の地域では、何が動き出しますでしょうか。



午前5時前、一年で最も夜明けが早い頃。
鳥のさえずりに先駆け、栗の白い花が闇を照らして夜は明けます。
栗の滋味とともに、この夜明けの風景にもご注目の栗の笠間でございます。
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