ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

梅雨晴れ間にひと仕事です

2012-06-24 05:24:15 | 里山に捧ぐ
 黄色いものが、庭先に干してあります。
梅雨晴れ間の、拙宅の庭先。
最年長家族によるプロジェクトが、着々と進行しています。
数の子さんにも見えますが。



じつは、カラシナさんの種でした。
どちらかといえば、数の子さんよりも、辛子明太子さんのお友達です。
干している容器は、「み」といわれています。

ちなみに、ネットでは検索しにくいようで、
「てみ」で検索したら、こちらに出ました。
昔からどこにでもある、手軽な民具です。
叔父が80の手習いで、そこいらの残り物でこしらえたものを、10年来愛用。

小粒の種を回収しやすいように、新聞を敷いて。
風で新聞が飛ばないように、そこらへんの石を置いて。
小さな仕事でも、段取りが大事です。



トップ画像の一部をトリミングしてみました。
今週は、なぜか偶然に、トリミングをマスターしてしまった青葉です。
新聞記事の、「沖縄食=健康食」の一行が、垣間見えました。

 健康食も、それにふさわしい食材も、地道に伝えていきたいですね。
折りしも、昨日は沖縄慰霊の日
遠い笠間の里より、謹んで合掌いたしました。



 カラシナさんの隣では、ソラマメさんやエンドウさんも。
皆、来年の種まきです。
自家採取できる野菜の種は、今では貴重なもの。
食の安全保障とは、こういう、縄文以来の地道な手作業が基本です。



梅雨晴れ間、里のベテランさんは多忙です。
先週の雨上がりには、アブラナさんと絹さやエンドウさんも干してありました。



もひとつおまけに、うら若いでんでんむしさんも干されそうになって。
大急ぎで避難しています。
前日の雨、湿度の中で油断して種にまぎれた模様。
それにしても、アブラナさんとカラシナさん。
花の色は同じでも、種の粒つぶは、それぞれに強い主張の色です。



 やがて、日の長い一日も、暮れていきました。



ふと見ると、拙宅の田んぼに異変が。
水が異様に濁る非常事態です。
何者か、侵入者がありました。



オッス。
遠くのほうから、アオサギさんでした。
健全な食生活を、ご近所さんの田んぼでも、実践されておりました。

ついでに、除草作業のお役にも立って頂いて。
事態は、非常に有難い事態でした。
人々の田んぼさんも、元々は、自然さんからお預かりしているもの。



 梅雨の晴れ間に花盛りのホタルブクロさん。
あらためて、自然さんに感謝しました。
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