ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

見上げれば秋空にスカイツリー

2011-09-01 06:26:32 | 里山に捧ぐ
 台風が本州に接近してきました。
今日は、防災の日、二百十日でもあります。
農村では田んぼや果樹が収穫前の大事な時期ですから、こちらの警戒も必要です。

一瞬の秋空に、天気の変りやすい季節の雲が流れます。
このスカイツリーは、メハジキ、またの名をヤクモソウとも呼ばれます。
この時期に濃い目のピンクの花を茎の脇に並べて咲かせる紫蘇の仲間。
一寸の小さな虫さんが見上げれば、東京のスカイツリーと五分五分ですね。

 おととい朝は東京まで走りました。
いつもよりもずっと混んでいましたから、隅田川付近で渋滞です。
このあたりの風景は好きですし、スカイツリーもありますから、渋滞もまた良しです。
隅田川という川には、なぜか風情を感じてしまうのは、やはり歴史でしょうか。

橋の名前も奥ゆかしいですし、それぞれの姿に魅力があります。
何より、最近の隅田川は、川も橋も、愛されているという感じが伝わってきます。
そして、海の空気が一杯で、その名も海の入り口、江戸の名残があります。

 海のしるしのカモメさんの姿が印象に残りました。
高速道路の照明燈の上、羽を休めてこちらを眺めていました。
一番高いところにとまって、人を恐れないところなど、里山の赤とんぼに通じます。

下の画像は、虫のプチスカイツリーの脇、我が家の田んぼです。
野草のてっぺんから、実り始めた稲穂の海原を見つめています。
そういえば、青田波という晩夏の季語もありました。
風が吹けば、夏の田んぼは青海波です。

 台風は、数日前の予報よりも西に進路をとっています。
台風は東側の方が風が強いといいますから、そのあたりも考慮して対応したいものです。
それぞれの仕事で、それぞれの想定と準備が必要です。

今日はどんな風が吹くのでしょうか。
虫も鳥も、とどまる時には風に向かいます。
飛び立つ時には、風を読み、風に乗ります。
風を見ているだけなく、風に吹かれながらも、目的に向かって飛んで行ってこその人間さんです。
少しづつでも問題解決に進みたいと思う、防災の日の朝の心境であります。

追伸
昨日は、サーバー事情により失礼致しました。
記事は夜にアップさせて頂きました。



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