ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

小粒な役者さんのお陰様です

2013-08-27 05:42:30 | 庭の仕事誌
 玄関脇の、小さな緑地です。



在来の石を据えて、雑木のアオハダさんを一株。



大き目の筑波石さんが、お庭の重心です。
グランドカバーは、プランに従いつつ、ご家族が仕上げ。




市内の親戚宅、震災リフォームにともなう、お色直しです。
奥への目隠しは、簡素な袖垣風のトレリスです。
田舎住まいでは、常に、実用を抑えておくことが肝心です。



昼の朝顔さんで、失礼いたします。
曲がった栗丸太と鉄筋メッシュに、ヤマハギさんの枝の束。
その辺に転がっている、安価でありふれた素材による、即興の作業。



震災で出た大谷石製のベンチの奥は、冬場のワンコスペースです。



雨どい隠しの、お花スペースなど。
田舎の庭ならではの、程よい美観とメンテのために。
予算の枠内で、いろいろやりたいですから、リストラ石さんをフル活用。



 一方、砕石敷き直しのご要望には、単価4倍の特選川砂利を選択いたしました。
鹿島の川砂を振るって、粒をそろえたもので、お庭の気分が、格段に向上します。
一粒ひとつぶは、関東地方の五つの県の、どこかのお山が故郷。



現在の生産量は、一日わずか2立米とか。
丸いので雨に流れず、掃き掃除もし易いスグレモノさんです。
薄く延ばして敷ける現場ですので、砕石の半分以下の量で済む計算もあります。



結果は、ご納得いただきました。
鹿島とは、海の入り口にして山の入り口でもある、常陸の国の聖域です。
すべての粒つぶを産まれた、地球さんに感謝です。



この砂利が敷かれれば、その他のエリアも、お庭になります。
ご訪問の皆様も、砂利に一歩踏み込むときの、変化を感じられるとか。
小粒の役者の皆様に、感謝の仕事でございます。
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