目立たなくとも咲き続けます

　ツルボさんが、目に付きました。



目立たないお花ですから、余り知られておりませんが。
検索いたしますと、ツルボさん命名にまつわる考察など、いろいろ出てきます。



それは、さておきましても、しっかり咲いております。
目立たなくても、しっかり咲くということ。
お花も、人間さんも、そこの基本は、同じです。



たとえ、日陰におきましても。



　さて、草土手の下では、コウベを垂れた稲穂さんです。
毎年、当たり前になっている黄金色ですが。
当たり前に拝見できるということは、本当は、有り難いことでございます。



昨日は、ご先祖の命日でもあり、早朝に墓参いたしました。
供養の時のご縁で、出会えるお花もあるものです。



ツルボさんと同じように。
お盆のお花のミソハギさんも、カクトラノオさんも。
下から上へと、お花が上り詰める季節です。

盆の月に亡くなるのは、天命だとのお話もあります。
昔の人の、慰めのお言葉か。



災害と猛暑の今夏、あらためてお見舞い申し上げます。
生かされている、人間さんといたしまして。
一粒の野のお花を、お供えいたしました。
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