ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

アズマネザサさん七変化序章

2011-12-22 06:37:08 | 里山の役者たち
 今日は、冬至ですね。
冬至は、太陽の再生の日として、古くから大切にされていました。
昔から、一陽来復のお祭りなどもあり。

寒さは厳しくなりますが、今日から再び、昼間の時間は長くなります。
春を想い里山を歩けば、小ぶりなアズマネザサさんも、健気に緑を保ち、冬に耐えております。
しかし、じつは、このササさんが、ちょっとの隙にヤブの盟主に変身するというのが、里山の常識なのです。


 はじめは、借りてきた猫さんのように。
はかなげに、密やかに。
手前の地面に、小さな姿をあらわしました。


 このくらいですと、好感度です。 
木漏れ日の森林公園のように、名脇役の風情。
最近は、園芸ネットショップでも取り扱われるアズマネザサさんです。


 じきにこうなります。
このまま春を迎えますと、大藪春彦さんの承諾を得ることも経ずに、ハードボイルドな大ヤブになります。

 次の写真のように。
こちらは、まだ中ヤブですですが。


 こうならないように、里山界隈の正直翁さんたちが、日々奮闘しております。
最近では不法投棄も予防したいですから、道端の繁茂には特に要注意です。

荒れた里山の代名詞のようなアズマネザサさん。
それでも、毎年刈り取っていれば、子猫のままでいてくれます。
はじめの写真は、毎年刈り取っているところ足元です。

 下の画像をご覧になると、違いがよく見えますね。
放置したところが、分厚い緑の布団になります。


 こういう布団の中を、ウグイスさんは好みます。
ウグイスさんに安心を提供している、最近の大ヤブさんの詳細は、次回レポートいたします。

さてもさても、伸びてしまったササの茎は、菜園の霜よけなど、老翁は活用に励みます。
ウグイスさんには早い季節ですが、こういう山道では、この時期、ルリビタキさんに出会います。
青い鳥は足元にいる、有難い里山の道です。
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◎里山生きてます∞茨城笠間
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