ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

そこいらへんの青葉の話です

2012-06-05 05:09:45 | 里山の言の葉
 先日の夕方、ヤマユリさんを撮影しました。
暗雲と雷鳴が近づき、ホトトギスさんが里山方面で鳴いていました。
暮れてゆく一面の深い緑色。
この一本だけが、なぜか際立って、魅せられてしまいました。

これはまだ小さい個体さんですが、一輪は咲いてくださると予想しています。
ヤマユリさんの生育の力強さと速さには、驚きます。
地面から矢印が突き出たと思っているうちに、ぐんぐん伸びて、予定の高さに。

 環境が合えば、毎年茎も成長して、花も増えます。
おじいさんが山に柴刈に行ったような管理に、ちょうどよく合う植物。
冬場に刈払われる里山で、一斉に伸びる春夏の草。

その中で、頭ひとつぶんだけリードして、夏草の上に、白い大輪のお神輿が載る。
人間さんの活動も、一役買っての野の花女王さま。
ありがたやありがたや。

 ところで、ここは、拙宅裏の草土手です。
草刈の際も、この立ち姿には無意識に反応して、刃先を避けます。
田舎の草刈人は、皆、そうしています。

ヤマユリさんの他にも、可憐な野の花はあります。
草むらの花の楽しみを知っている人は、少し面倒でも、花咲く草を残します。
それが面倒でも、面倒こそが、ささやかな楽しみにつながるのです。

 最近、草にまみれたブルーベリーさんを、草もろともに刈ってしまったお方が、笠間市内にあったとか。
たぶん、お疲れなのでしょう。
疲れをとるには、部屋を掃除するとか、窓拭くとか。

ごろごろも良いですが、体を動かす環境整備活動は、心身の健康に、さらに良いです。
ゴミをひろう人は、疲労も軽くなる。
そして、地球さんも、少しづつお元気に。



ネジキさんがまもなく咲きます。
風にゆれる木漏れ日にきらめく、白い小さな粒つぶさん。
お元気になりたい皆様と、地球さんに捧げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふと、ブログランキングに参加しました↓皆様の今日のポチ押しに感謝です。
人気ブログランキングへ 人気ブログランキング   にほんブログ村 環境ブログ グリーンツーリズムへ にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿