ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

新しい器と空気さんたちです

2012-05-30 06:45:26 | 里山に捧ぐ
 六代目庭師・酒井一臣(かずおみ)さんの庭を訪ねました。
お迎え頂いたのは、新作の小さな盆栽鉢さんです。
長年、笠間の陶芸にいそしんだ一臣さんですから、趣味のお道具も自作です。



自作鉢には、グミさんが植えられていました。
同じく自作の客室をバックに、一枚。
お控えのタヌキさんは自作ではありませんが、近々、ピザ窯も自作の予定。



 何でも自作する一臣さんの庭で感じるのは、自力であります。
そして、鉢の木さんたちの、地の力も感じます。
地という一字からは、いろいろな力が湧いてきますね。



そのひとつ、小さな鉢の苔さんの上には、ヤマツツジさんです。
ただ今は、実の準備。
花は、とても鮮やかに咲いたそうです。



 こちらは、ただ今咲きました。
ミヤマウグイスカグラさんに、初めてお目にかかりました。
この庭で、幸せそうに咲いています。

昔は、山のヤブの先のほうにありました。
そのままのほうがもっと自然で、もっと幸せだったかといえば、そうは断言できないところがあります。
放置されたヤブが繁りすぎ、その後弱ったかもしれません。
何かの開発で、踏み潰されたかもしれません。



 こちらのナツハゼさんの物語も。
小さいサイズのままですが、少しの水があれば、長く生き続けることが出来ます。
季節が幾度も巡るうちに、歳月の風格というものがそなわるものです。



お。
小さいながら、風格に反応する器さんです。
地球さんから頂いた、ある鉱物が混ぜ込まれおります。



窯の中から生まれた、一滴の岩。
その窯というものも、昔は粘土をつきかためたもの。
その粘土を生んだ岩を生んだのは、すべて地球さんでした。



そんな地球さんのすべてを知り尽くしている、万年生きた沼亀さんのような一品。



 さて、一臣さんが近くで拾ってきた、カンゾウさんもあり。
野生の斑入り変化です。
最近、地球さんばかりではなく、おてんとうさまも変化しているからでしょうか。



太陽フレアや黒点活動など、世界中の専門家が注目しているようです。
こちらは、同じく田んぼ道にあったという、斑入りのツユクサさん。

白いほうが、光線や電磁波をスルーしやすいのでしょうか。
いずれにしましても、腹白くない方々の、今後の腹色の改善に期待します。



 話が逸れました。
足元には、普通のキュウリさんも育っていて、現実に戻りました。
これから暑くなれば、キュウリさんが実ります。

とにもかくにも、一臣さんも青葉も河童さんも。
このキュウリさんともに、今日も生かされる幸いに感謝の茨城笠間でございます。
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