若竹伸びる季節の白い花です

　昨日は、午後の途中から、急な雨でした。
雨を得て、近頃伸び続けている若竹さんを撮りました。
下手の奥のほうでは、アマガエルさんもつられて、普段よりも長めの背中です。



太郎次郎も大きくなりました。



昔なつかし、竹の皮を脱ぎながら。
おむすびを包むのには、これが一番です。
つるりとしている割には、通気性良し。



成長するにつれて、皮の脱ぎ方が上手になります。
その頃に、世間では、衣替えの季節に。



　山椒さんの実も、小さいながらもふくらんで、少しづつピリリ感を増しています。
雨が小止みになりました。
遠くの麦畑方面では、ヒバリさんのさえずりが再開。



　お隣さんの屋敷林からも、ウグイスさんの歌が。
お陰さまで、ヤマユリさんたちは、順調に伸びています。
突風や豪雨の他、イノシシさんも懸念されましたが、今のところは大丈夫です。



今年は、この小さな一本も、夏には、きっと白い大輪を咲かせてくれるはずです。
鎮魂の季節の木陰に、よく似合うことでしょう。

　雨が上がるまでの間、「知られざる空襲」の再放送を拝見しました。
わずか一日で、八千を超える方が亡くなられた横浜大空襲と、終戦前夜の熊谷空襲の特集です。



番組では、当時１２歳で九死に一生を得られた方の証言に聴き入りました。
先週末に伺った、横浜の中心街を思い出しました。
現在では、街路樹も青葉がまぶしい近代都市と同じ場所に、忘れられない歴史があります。

　いろいろな方のご縁で、生かされております。
深い悲しみの中から復興された方々のお陰で、今、この街を歩かせて頂いております。



コバノガマズミさんが咲いております。
若竹伸びる頃、たくさんの白い小さな花が、木陰によく似合います。
今日は、５月29日です。
横浜の皆様に感謝して、茨城笠間の木陰にて、心を鎮めて合掌する朝でございます。
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