お昼時の笠間市稲田です。
さらさらという水の音に誘われて、秋の小川をのぞき込んでおります。
コンクリートの用水にも見えますが、絶え間ない流れは、稲田川の支流であります。
稲田といえば、稲田みかげ石です。
さすがに稲田、水底はみかげ系の砂粒が美しく、お日様の黄金色がきらきらです。
水晶の成分・石英もたくさん含んでいますから、輝きが生きていると拝見しました。
さて、今日拝見するのは、親鸞聖人の稲田草庵です。
この地に20年間、親鸞聖人はおられました。
今年は、特に親鸞聖人の750回忌ですから、感慨深いものがあります。
約800年前、越後から来られた親鸞聖人は、何を思われたのでしょうか。
きっと、凡人青葉の想像の及ばない世界を、思われていたはず。
それでもなお、800年後の凡人青葉の前に、聖人がご覧の山河も教えも今なお持続し、生きております。
当時は、常陸の国も笠間も、東国では先進地だったようです。
それでも、800年前のこと。
普通の人々は何を思っていたのでしょうか。
当時の絵画や説話集などを見ましても、多様な想像の世界も展開していたようです。
そういう人たちに説いた教えが、山河が生きるように生き続け、伝えられています。
感謝と信頼を大切にという、研究者・今井雅晴先生のお話。
時代や宗派を越えて、青葉も深く共感致します。
ところで、この水の写真を撮っているところは、「聖人みかえり橋」という史跡です。
こちらのページにも探訪記がありましたが、ひっそりとした小さな石橋のモニュメントになっています。
いわゆる観光名所に仕立てるよりも、こうして静かに遺徳を偲ぶのが、ふさわしいのかもしれません。
若い頃、学生の森という活動で、高知県宿毛市の浄土真宗のお寺さんにお世話になりました。
今回の震災でも、ご住職さんには、土嚢などの救援物資をいち早く送って頂きました。
感謝と信頼に感動し、かつて、親鸞聖人とお念仏のお話を伺った頃を思い出しました。
遺徳をしのびつつ仰ぐ上流の山々と、草庵を始まりとする西念寺さんの杜です。
念仏の念の字は、今の心と書きますが、今の心に感謝と信頼で、今日も働かせて頂きます。
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◎里山生きてます・茨城笠間!
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コンクリートの用水にも見えますが、絶え間ない流れは、稲田川の支流であります。
稲田といえば、稲田みかげ石です。
さすがに稲田、水底はみかげ系の砂粒が美しく、お日様の黄金色がきらきらです。
水晶の成分・石英もたくさん含んでいますから、輝きが生きていると拝見しました。
さて、今日拝見するのは、親鸞聖人の稲田草庵です。
この地に20年間、親鸞聖人はおられました。
今年は、特に親鸞聖人の750回忌ですから、感慨深いものがあります。
約800年前、越後から来られた親鸞聖人は、何を思われたのでしょうか。
きっと、凡人青葉の想像の及ばない世界を、思われていたはず。
それでもなお、800年後の凡人青葉の前に、聖人がご覧の山河も教えも今なお持続し、生きております。
当時は、常陸の国も笠間も、東国では先進地だったようです。
それでも、800年前のこと。
普通の人々は何を思っていたのでしょうか。
当時の絵画や説話集などを見ましても、多様な想像の世界も展開していたようです。
そういう人たちに説いた教えが、山河が生きるように生き続け、伝えられています。
感謝と信頼を大切にという、研究者・今井雅晴先生のお話。
時代や宗派を越えて、青葉も深く共感致します。
ところで、この水の写真を撮っているところは、「聖人みかえり橋」という史跡です。
こちらのページにも探訪記がありましたが、ひっそりとした小さな石橋のモニュメントになっています。
いわゆる観光名所に仕立てるよりも、こうして静かに遺徳を偲ぶのが、ふさわしいのかもしれません。
若い頃、学生の森という活動で、高知県宿毛市の浄土真宗のお寺さんにお世話になりました。
今回の震災でも、ご住職さんには、土嚢などの救援物資をいち早く送って頂きました。
感謝と信頼に感動し、かつて、親鸞聖人とお念仏のお話を伺った頃を思い出しました。
遺徳をしのびつつ仰ぐ上流の山々と、草庵を始まりとする西念寺さんの杜です。
念仏の念の字は、今の心と書きますが、今の心に感謝と信頼で、今日も働かせて頂きます。
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音が聞こえて来そうです。
水と石 輝きが生きているんですね。
ありがとうございます。
音に誘われて、この水面にたどり着きました。
思いがけず、田園という野外にて、室内楽を聴くような贅沢なひととき。
音と輝きは、見事にリンクしていました。
これも他力本願。
そして、田里喜本願でありました。
感謝です。