ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

年中行事の節分祭の後の祭

2012-02-04 06:59:48 | 里山に捧ぐ
 昨日は全国的に豪雪の中、節分でした。
茨城笠間は、有難い晴天の中での節分でしたが、皆々様のご健康とご無事を祈念いたします。
今朝は、青葉の地元、飯田の里の鎮守の森での節分祭のご報告です。

樹齢600年だった先代ケヤキさんの後継も、植えられてから、既に40年余年。
今年も、春を控え、無事に枝を広げて、感謝です。



鎮守の森は、小高い丘になっています。
鳥居の向こうには、一宮・大井神社の森と、笠間のシンボル・お城山こと佐白山(さしろさん)が見えます。
昔の人は、地形の要所に要所に、神社を配しました。



参道を上り詰めますと、いわゆる神宮球場です。
昔は、地元の少年ヘボ野球の殿堂でした。
夏休み、朝はラジオ体操の後に川で水泳、昼食後に、再度水泳の後、ヘボ野球です。
青葉少年の絵日記には、そう書いてあります。

ちなみに、ホームランを打っても、球が草の中から発見できないこともあり。
球が無くなってしまった場合には、球審兼ヘボキャッチャーが、アウトを宣告します。
青葉は、キャッチャーが定位置で、夏休み中、突き指が治りませんでした。



話がそれました。
鎮守の森に戻ります。



舞台裏です。
総代さんたちが準備している声が聞こえます。
笑い声も聞こえます。
Yちゃんが、またまた、アホな冗談を言っている様子。



舞台の袖です。
飯田長栄会という、青年団的ポジションの地元若手後継メンバーさんたちが、舞台設営を担当します。
焚き火を囲んでいるのは、元長栄会さんたち。



古式ゆかしい神事が、お開きとなった瞬間です。
ただ今から、炒りマメが躍動します。



大盛り上がりです。
最近は、マメよりも、駄菓子各種が盛況の節分祭です。
今年は、子どもたちと年寄りさんが少なめです。
本当はもう少し遅い時間が理想ですが、宮司さんのご都合も考慮しながらの進行。



お祭り済んで、日が暮れて。



森の傍らの集落センターにて、お神酒を囲んで、後の祭。
マメ播き以上に盛り上がっています。
これが目的の参加者多数。



万事、無事に完了と思われた最中に、突如、中締め事件が勃発しました。
中締め事件、それは、何年かに一度、飯田の里に発生します。
原因は、宴たけなわの時に宣告される、不適切なタイミングの中締めの宣告。

早すぎる宣告に、沈黙して退席する、無言の抗議行動が続出します。
再発防止策といたしましては、総代さんが、しっかりと座の空気を読むことです。
昨日の事件現場では、事件発生後も、総代さんが事態を把握していない模様でした。



猛省を促す声もありましたが、中庸は徳の至れるところと申します。
穏健派に混じり、青葉らは地元のお食事処N屋さんに場を移し、和やかに里の未来を語りました。
暦の上では春、生かされていることに感謝して、元気に働かせて頂きます。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kuroken)
2012-02-04 16:22:07
こんにちは、

楽しそうですね(^o^)
那珂湊まで行けば豆まきやってるんでしょうが、
勝田じゃ近くで豆まきしてくれるとこないもんなあ。
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Unknown (青葉)
2012-02-05 05:56:17
kurokenさん
ありがとうございます。
節分祭りは、シンプルで、とても良いと思います。
声を出しますから、それが寒を吹き飛ばす感じがします。

事件も時々発生するものの、怒る人、笑う人、なだめる人、説得する人、評論する人など、人はいろいろですね。
それぞれが、すべて落語のネタにもなります。

人間は面白いですから、お祭りはあったほうがいいですね。
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