ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

寒風の中で春待つ声いろいろ

2012-02-05 06:46:07 | 里山に捧ぐ
 寒の空も見納めです。
ムクゲさんの枝が、天を指します。
毎日、かわるがわる一日花を咲かせた実鞘さんたちは、今、一斉に揃って満開です。



開いた鞘の中から、風で種が飛んで、実生で増えます。
冬型の、強い風が大好きなムクゲさんです。
茨城で風の寒い日は、日本海側は大雪に注意の日です。



寒風が好きでない、アオキさんです。
実が、今頃、やっとこさ色づき始めます。
冬眠していたのかもしれません。



ここは、水戸市千波町。
アオキさんほどではないですが、クロガネモチさんも、寒風には弱いです。
陽だまりに助けられて、たわわな赤い実。



寒風の中、きれいになった雑木林です。
青葉の住む里の先輩の何人かは、最近、里山に還りはじめました。
コタツにあたっているよりも、山で働くほうが、体が温まりますね。



拙宅の母屋のコタツの隣あたりから、マメを炒る香りが漂います。
自家無農薬栽培の大豆さんたち。
ただ今、七輪奉行歴・五十余年の、或るお方により、炒り上げられました。



このマメは、拙宅用です。
播くのは少しで、残りは郷土料理のすみつかれの素材になります。
全部は播かずに、神社の升に収められて、楽屋にて出番待ち。



昨日の追伸ですが、飯田の里の鎮守さんは、瓶にまつわる伝承があります。
三つの瓶で、三瓶(みつがめ)神社といいます。
みかめという地名もありますから、本来はみかめと呼んだのかもしれません。

瓦屋根の先に、海の波が立っています。
海上安全の神様といわれます。
御祭神として、お三人の女神様が祀られているのは、この地方では珍しいようです。



こちら、コタツの上にも小さな水瓶です。
三つのヒヤシンスさんが、水中にぐんぐん根を伸ばしました。



花の女神さんが、立春とともに舞い始めました。
また、寒さが戻る予報あり。
茨城笠間から、雪国と北国の皆様の安全を、心よりお祈り致します。
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