くくりわな設置開始のご報告

　遅くなりましたが、くくりわなも設置しました。



皆様、特に師匠がご多用につき。
猟期開始からほぼ一か月経過の、一昨日の午後でしたが。
飯田地区イノシシ対策協力会のメンバー総出で、まずは設置場所の検討。



手始めは、初心者講習も兼ねて飯田城址下より。
その昔は泥田堀にして、ただ今は休耕田となっておりますが。
やはり、金賞米の水源はうるわし。



しかしながら、先祖伝来の美田はかくのごとし。
頑張ってなんとか、草刈りだけは維持しておりますところ。
イノシシさんが、頑張って崩すという悪循環。



さて、それを断ち切る対策は、このスコップの一撃から。
ひとまず場所が定まりましたので、一号わなを設置しましょう。



最初に、筒状の外枠を埋設。



そこにこんな部材を入れて、ばねをかけて設置しますが。
ばねの張り具合を、入念に調整いたしました。



一つ一つのプロセスを、しかと学ばせて頂いたのち。



一応、棒でつついてシュミレーションも行い、作業は最終段階。



土や枯れ葉をかけて、あとは待つのみですが。
雨が降って、人間さんの臭いが消えてからが勝負でしょう。



ついでにもう一枚、休耕田の現状ですが。
これだけほじくり返す野獣パワーですので、相手に不足なし。



奥の竹やぶにも、もう一基設置しました。
本当に世話が焼ける仕事ではありますが、これもやむなし。
何事も、事前に自衛してこそ、身体と生命と財産は保全されます。



ついでにもう一枚。
そのけもの道はこんなふうに、飯田城址方面へも続いているようで。
野獣さんに負けじと、猛進開始の里でございます。
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