ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

海の記憶をたどる旅でした

2012-05-26 06:38:11 | 里山に捧ぐ
 今朝5時の田んぼさんです。
朝霧が、少しづつ晴れました。



ノビルさんたちと三人で眺めております。
遠くに見える福田愛宕山さんが、島のよう。
大昔、化石の時代には、標高60メートル余りのこのあたりも海でした。



青葉の田んぼで生きているタニシさんです。
彼らが化石になるころの地球さんに、思いを馳せます。



今週は、霞ヶ浦方面に伺いました。
またの名を西浦。
もちろんこちらも、近い昔まで、海そのものでした。



個人的には、遠くに霞む平坦な対岸の景色に、この湖ならではの魅力を感じます。
北浦、与田浦、周辺の浦々一帯は、大いなる水郷です。



昔は、もっと静かな浦であったと聞きます。
葦原の岸辺には、河童さんがいたかもしれません。



コンクリートなど、現在では、100パーセントが人工護岸です。
浪は、荒々しくなり、水門も造られて、海と遮断されました。
その後は、生産と生活のための施設というのが、霞ヶ浦さんの現状です。



河童さんと鯉さんたちの楽園は、巨大プロジェクトの舞台に変容しました。
展望台も見えますね。
鯉のぼりを揚げる人々の心が、風景を救っています。



 雨の日、水戸の水辺で、鯉さんに出会いました。



向こうには、水戸のシンボル千波湖も見えます。



こちらも、昔は海でした。
水戸で開かれていた小川芋銭さん展には、ついに間に合いませんでしたが、対岸の偕楽園に癒されます。
自然を生かした公園であることがよくわかります。

昔の公園の方が、河童さんも喜ぶ設計と感じます。
それは、天然の地形を生かしているからでしょう。



今朝の水滴さんです。
昔も今も、陸にも海にも湖にも、クモの巣さんの上にも、水滴が巡り続けています。



霞ヶ浦の丘の上、スダジイさんの青葉が輝きます。
丘に上がった河童さんとともに、ウナギおいしかったふるさとの水辺を思い出しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふと、ブログランキングに参加しました↓皆様の今日のポチ押しに感謝です。
人気ブログランキングへ 人気ブログランキング   にほんブログ村 環境ブログ グリーンツーリズムへ にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿