大豊作の秋を振り返りながら

　甘柿さんも、大豊作でしたが。



柿好きの方でも、ついに食べきれず。
そのままで、秋は過ぎつつあるようです。



霜月下旬となっても、なお鈴なりで。
お福分にも、限りがありものです。



本当に、記憶に残る柿の秋でした。
見上げれば、あたかも雨雲さんのようで。
雨雲になったり、甘雲になったりと。



雨雲の晴れ間に、水戸市西部におりましたが。
今月も、よく降りましたね。



それでも、時々は照らされますので。
そのたびに、一隅照らす柿色さんですが。
カラスウリさんが、竹やぶの一灯のごとく。



お天道様と呼吸を合わせて。
地球さんを、確かに照らしておりました。



有り難い皆様は、確かにそのように生きておりますので。
晴れ間が戻れば、また灯火となるでしょう。



既に落ちた、地上の柚子さんでさえも。
近頃は、拾う人は少ないですが。
それでも、前日の神社の撒き餅は、子供たちにも大人気だったようで。



地域の老木の皆様も、喜んでおりました。



本当に、いろいろあった秋ですが。
ドウダンさんが、伝統の炎を灯す頃。
お天道様に感謝いたしました。
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