ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

嵐の中でホタルさんに再会

2012-06-10 06:57:06 | 里山に捧ぐ
 昨日は、夕方から雨が激しくなりました。
日暮れとともに、風も強まり、嵐に。
ホタルさんは、草むらに避難しました。



恒例の蛍を観る会の会場は、こちらの親方の車庫です。
大屋根ですが、風雨さんが、敷地の約9割に侵入しています。



にもかかわらず、活気だけはあります。
猛然と、焼きソバを焼きまくる鉄人さんです。
焼くだけでなく、役割分担の指示がすばやい。

青葉は、傘係を拝命しました。
鉄板を風雨から防護する、尊い使命です。
その割には、かなりヒマですので、ここで一枚撮影です。

その他、ソース係、輪ゴム係(お持ち帰りパック詰めの蓋留め)さんなど。
鉄人さん説によれば、こういう天候では、輪ゴム係がキーマンとか。



 さて、ホタルさんの現場は、どうでしょうか。
この豊かな葦さんの原が、ホタルさんと、食べられるカワニナさんを育てます。



かなりの増水で、おとといの清流が、濁流になっていました。



涸沼川(ひぬまがわ)さんが、プチ・ナイル川さん状態に。
今宵の乱舞は、人間さんだけになりそうです。
一人大人に混じっていた少年君が、少し可愛そうです。



あまりにも可愛そうなので、風雨の暗闇に、もう一度出かけて見ると。
根性のあるホタルさんが、何点かの灯を見せてくれました。



こちらにも居てくれました。
草葉の陰でじっとしているだけですが、神秘の光を、少年君と分かちあいました。



ホタルさんは肉食です。
相当な量のカワニナさんを毎日食します。
長ければ三年かけてやっと成虫になって、光の舞は、わずか二週間。



今朝の、拙宅の窓ガラスです。
へばりついたモウソウ竹の葉っぱさんが、今の季節と昨夜の風雨を物語ります。



ホタルさんは、小さな光ですが、一隅を照らしました。
その一隅の光が少年の心を照らしました。
一夜明けて、朝の光。
あまねく照らす有難い光さんとともに、本日もまた、現場の一隅に直進いたします。
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