ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

お盆の十六日の朝の空気です

2012-08-16 07:04:10 | 里山の言の葉
 今朝の花は、なすびさんです。
お盆の十六日の空気は、さすがにゆるめですね。
昔、お盆の16日は地獄の鬼の首もゆるむとか、里の長老が言っておりました。



年中無休の昔の庶民でも、本日と、お正月の薮入りだけは、しっかりお休みでした。



親の言葉となすびの花は。
何事も、時には無駄もありそうなものですが、どんどん実るなすびの実。
十六日は送り盆。
なすの実で牛の人形をこしらえて、ゆっくり送れと申しました。



十三日の迎え盆は、キュウリで馬を作るのだ、と。
馬に乗せて、急いで迎えろ、と。
人は去って、言葉が残っております。



 さて、つまみ食いも美味しいのは、ミニトマトさんです。



 言葉を忘れて、この場でひとつ、賞味いたします。
美味しいのは、ミニトマトだから、それとも新鮮だから。
あるいはまた、つまみぐいという、密かな行為ゆえか。
褒められにくい秘め事も、この程度ならば、お咎めはないでしょう。



トマトさんの陰のバッタさんも、にらみつけることもなく、静観しておりました。
もしこれが、他の方の畑であれば、話は別ですね。 
特に最近は、そのまた先の、国境さんがからんだりすると、ややこしくなります。



ささえあってこその、人の世なのですが。
無理が通れば、通り引っ込む。
長老の声が、聞こえた気がしました。

まずは、聞いてみる。
聞くことを通じて、無理と道理を聞き分ける土俵の品格。



真実はいずこにありや。
天を仰ぎ、畑を巡る。
お盆十六日、あらためて有難い先人に感謝の朝でございます。
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