ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

アブラゼミさん激動日誌です

2013-08-08 05:33:31 | 里山の役者たち
 巨石の上で、羽化したようです。



劇的な、アブラゼミ幼虫さんの、最後の仕上げのシーン。
地上からはいくらもない、低い場所です。
むろん、その場所が最適であるという、その時の判断があったのでしょう。



羽化した後は、オンステージです。



長い長い、長年の地下の大沈黙の、その後に。
残暑の夏に、巡り会いました。
お陰様で、天地も割れるかの大音声。



クモの巣さんも、破れかかるほどに。



高い場所、地上2.5メートル地点にも、モニュメントがありました。
この人には、あの時、この場所がベストだったのでしょう。
地上に出ると決断した後は、出たとこ勝負の皆様なのです。



夕方は、通り雨がありました。



濡れた葉の上に、バッタの幼虫さんがおりました。
セミさんと同じく、不完全変態の幼虫さんは、若虫とも呼ばれます。
若虫から、サナギを経ずして、一気呵成に羽化します。

不完全変態の虫さんは、長い歴史を生き延びております。
もちろん、人類さんよりも。
長く生き延びてきた、そのお心の、秘訣とは。



夕立の中で、黙して、忍ぶ時もある。
耐えて忍んだ、沈黙のアブラゼミさんでした。
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