ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

ある日ある時の石の想いなど

2018-05-16 07:07:25 | 石の仕事誌
 木陰で、一服。



この日は、日中の資材搬送作業でしたが。
丁度良い時間に、石置き場にさしかかりました。



ヤマボウシさんも、咲き始め。
照りも強くなるころは、木陰に限りますね。



苔むす筑波石を見れば、生き返る心地で。



木漏れ日も良いですが。



日なたもまた、なかなか。



さらにまた、ひびに生えた苔も目出たし。
お陰様で今シーズンも、いろいろな石に出会いましたが。
石の現場とは、常にその重さが求められるものです。



石ならではの重さがあればこそ、納まる現場があるのです。
この山国が、この山石を養うゆえんを感じつつ。
石の思いを、語るひとときに、ふと思い出すものは。



石なる意志の、想いの重さ、なんちゃって。
そういえば、先般の信州在住の旧友には、この苔石は衝撃だったようでしたが。



ただ今は、あの時以上に鮮明な苔色。
その鑑賞もさることながら。
近頃は、実用の面での工夫も、一段と重要になっております。



石ならではの、地盤の骨組みを支えるお役目が、盆地の各所でお役に立ち。
天与の石のその意志が、苔むすまでも喜んで頂けるような。
そんな有難い、常陸の国でありますように。



ふと見れば、遠くでは日本国の豊葦原の建設も大詰め。
機械化の世におきましても、その想いとは。
一本一個に、丹精込める現場でございます。
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