ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

走り去った光の心を偲びます

2014-10-21 07:39:14 | 里山に捧ぐ
 ナツヅタさんが、染まっておりました。



風雪に耐えた、樫の老木さんの麓で。



今朝は、秋雨さんが、降ったり止んだり。
淡い霧が、里を埋めております。



風雪に耐えた梢で、咲いておりました。



サザンカさんが散る朝に。
花びらさんを受け止める、青葉の心の名残を見ました。



茶のお花も、散りはじめました。



すべては、そうして枯れて行きますが。
枯れ果てた後も、次の年輪の滋養として、永遠に働かれる摂理なりと。



そのようには、聞いておりますが。
今朝は、確かに光が足りない空です。
有り難い里の光が、走り去ってしまわれたのですから。



今夕は、敬愛してやまぬ、地元の先輩の通夜です。
残された光の中で、今朝はただただ、こうして。
ヤマノイモさんの黄葉の形を、感謝を込めて記憶するのみです。



天上に、一粒ございました。
むかごさんが、未来の命と、生まれておりました。
この一粒が、これからの里の人々のハートへと、しっかりつながるように。



小さな西方への、有り難い光に向かい。
光を少しでも、補うように。
ツワブキさんを捧げました。

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