お庭の改造前に天地返しです

　お庭をどんどん、掘り返しております。



埋め立て地盤を天地返しして、庭木さんが喜ぶ土壌を確保する作業です。



画像の手前に、掘った穴が見えます。
埋め立てた土の下に、元の表土、その下に、ヤマブキ色の関東ローム層があります。
さらにその下は粘土ですから、お庭での使用は不可です。



手前、大量のマサド（白みかげ石の風化したもの）が出できましたが、これは、敷石の下地等に好適。
使えない土はまとめて、仕上がりに支障が無いように、穴の一番下に埋め立てます。
すべての土に感謝して、大切に扱う心は、お庭の心の基本です。



予定地全域を、順繰りに天地返ししました。
お庭に使える石も出てきましたので、確保しておきます。



しばらくふたがかかっていた古井戸さんも、仕事のついでに嵩上げしました。
井戸というものは、本当に有り難いものです。
地域の防災井戸としても、これからは大切です。



お陰様で、やさしい色のサザンカさんも咲きました。



手入れの行き届いたお庭でしたが、深植えや排水不良などもあり。
お庭の力は、十分には発揮されておりませんでした。



今回の改造で、チャボヒバの老木さんも、お元気になれば幸いです。
昨日は、日本晴れ、色づき始めのマンリョウさんが、マサドの照り返しに映えておりました。



有り難い大にも地にも感謝しつつ、夕方までに、全面天地返し完了いたしました。
今は機械ですから仕事は速いですが、奢らず丁寧に作業する心が大切です。



昨日の夕方は、取り込んでおりました。
アフターの写真は、撮れずしまいでしたので、またの機会のレポートとなりますが。
秋の陽射しに、感謝いたしました。

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