ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

雪の寒中にも花芽張る春です

2012-01-25 06:25:10 | 野の花の笠間茨城
 昨日の茨城笠間の朝、拙宅のロウバイさんに、初冠雪でした。
全国的に、雪雲が通過したそうです。
富士山の高嶺も雪、京都の先斗町も雪でしたでしょうか。



とけて流れりゃ皆同じの歌ですが、流れた後は千差万別の自然さんです。
雨もありましたから、拙宅の脇の小川さんも、水量が増しています。
旧暦の正月を過ぎ、冬至からは一ヶ月余り。



初冠雪といっても、陽射しが強まるこのごろ、午後3時過ぎには、日なたはとけました。
菜の花準備のアブラナさんの葉が赤く焼けています。
原因は、雪ではなくて、霜と寒風とみられます。

雪というものは、植物を包み、苛烈な厳寒の風と霜から守ります。
自然界には、雪で守られて冬が越せるという植物も、多種あるようですね。
秋田のかまくらまつりも、雪のおうちに、子ども達が守られているような温もりを感じます。

大雪にならなければ、雪さんには、やさしい一面のあると思います。
命の水のひとつのお姿ですから。



ツツジさんの花芽の上の綿帽子。



オトメツバキさんの花芽が、張る張る張るのオンパレードで春を待つ。
春とは、芽が張るから、はるであるという説もあります。
氷が張るとも言うぞなもし、という反論もあり。



水栽培のヒヤシンスさんの芽が、ぐんと伸びてサプライズです。
部屋の温度は同じでも、温度以外の要件にも感応するバイオウォッチですね。
子なる芽が伸びるときには、親なる球根は、世界中どこのヒヤシンスさんも、皆小さくなります。
古今東西、ゆるぎない摂理です。



クロモジさんの葉芽も花芽も、ぐんと張り始めました。
里山の春待つ紋章。
雪が去った青空の下で、天晴れなお姿です。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (ノリーダヨ)
2012-01-25 14:57:36
雪の降る地域の植物は雪の冷たさで枯れてしまわないのかいつも気になっていました。
なるほどですね、雪が包んで植物を守っているという発想は、南国の人間には理解できないのです、青葉さんのお話で納得です(笑)
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ありがとうございます (青葉)
2012-01-26 05:28:04
ノリーダヨさん

ありがとうございます。

そうなんです。
笠間からは、日光も割と近いのですが、日光の植物園などを拝見しても、雪のお陰で守られている植物の様子がわかります。
高山のお花畑も、冬は雪で守られているようです。
雪国は山菜も豊富ですが、これは、雪解け水のお陰。
南国沖縄は、ただ今百花繚乱のご様子、なによりですね。
日本列島の多様さは、地球さんの宝物ですね。
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