赤レンガと灯火と夢の里川

　おととい土曜日は、かけがえのないひと時を過ごさせて頂きました。
行灯(あかり)の赤レンガと銀杏(いちょう)まつりのご報告です。
常陸太田市町屋地区で開かれるこのイベントは、今年で８回目を数える手作りのイベント。
地域の方々の絆が生み出す、心温まる豊かなひとときでした。


会場の河内小学校学区・町屋地区の中心部は、かつては棚倉街道の宿場として栄えました。
その面影を残す家並みと清流。
心なごむ街角です。



午後２時の里川のほとりです。
数え切れないほどの手作り行灯が、会場エリア一面に据えられました。
行灯の絵は、地元の小中学生と、津波の被災地・岩手県大槌町の子供さんたちの手書き。
夢が一杯の力作です。



ありがとうございます。
ご協力いただいた大槌町の皆さんに、感謝のメッセージです。



アトラクション開始、里美太鼓の皆さんの躍動です。
震災のため、演奏各団体の皆さんの演奏は、野外の特設会場で。
次回までには、赤レンガホールの修復が間に合う見込みです。



灯火の海です。
生命の全てを、海は知っています。



輝きを放っているのは、河内と大槌の子供たち、そして子供たちとともにある人々の真心です。



東の山から、お月様が昇りました。
この夜は、確か、立待月。



お月様に促されて赤レンガの中へ。
場面は一転、星の数ほどのひょうたんランプのメルヘン世界です。
その奥の部屋では、今年度で長い歴史を閉じる、河内小学校の児童さんたちの作品展でした。



時の経つのも忘れます。
灯火に寄り添う里川さんの瀬音と、ミュージシャンさんたちの優しい音色。
天空には、茨城も岩手も東日本も、すべてを包み込む、月光菩薩さんの静寂。
月光さんの彼方には、明日もまたこの地上を照らすお日様が、地球さんの裏側で輝いております。


河内の文化遺産を守る会の皆さん、河内・町屋地区の皆さん、出演団体の皆さん、有り難うございます。
笠間の仲間たちとともに、これからも学ばせていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎里山生きてます・茨城笠間！
応援下さる方は、ポチッと↓クリックお願い致します。
　人気ブログランキング　　にほんブログ村