ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

むき栗ひとつ、手わざの笠間

2011-11-15 06:33:22 | 美味しい里山のお話
 今週は、寒波の予報がありましたが、今朝はまだ暖かい茨城笠間です。
それでも、ここ数日のうちには、風の色が変わるでしょう。
風とともに、山の色もさらに変わります。

さて今日は、変わったお皿の写真で始まりました。
こちらは、昨年の新栗まつりで購入した、当日限定品の栗のお姿のお皿です。
たまたま、会場内で制作者ご本人の高橋協子さんに出会い、直接入手した作品です。

 そして、栗のお皿に、一粒の栗の身。
オニ皮と渋皮を手際よく専用ナイフで剥き取った、いわゆる、むき栗さんです。
美味しい栗菓子の素材として、これから旅に出るところです。

日本一の栗の産地・茨城では、素材としての加工も盛んです。
笠間市岩間地区を中心に、加工も手がける専門業者さんがあります。
そして、生産者のご婦人方に、ご自宅にて栗を剥く作業を委託しています。

 この栗を剥いたT子さんは、剥き手さんとしては若いほうですが、腕はベテランです。
姿に合わせて、刻一刻、瞬間彫刻を量産します。
一粒一粒、栗さんとのお手の間に、入魂の対話が繰り広げられます。

作品群は、氷を浮かべた水の浸され、問屋さんの担当者の集荷を待ちます。
大切なむき栗を試食にと頂きましたので、こうして、栗のお皿で一粒撮影した青葉。
お皿の上の小さな光と影に、手わざの茨城・ご婦人魂を認めました。

 最近では、魂・たましいと簡単に言いますが、魂とは何かと考えます。
いろいろ考えますが、やはり魂というものは、生きているということでしょう。
このむき栗さん、光と影は生きている感じですから、やはり入魂であります。

このむき栗さんの生きている手わざの魂さんが、どうか、全国の皆様の笑顔のモトになりますように。
栗園のプロさんの生産ガーデンも入魂の笠間茨城、ただ今日本晴れです。
黄葉の一枚は、天然のシバグリさん。
どちらの姿にも生きている美が宿る、今日この頃の栗の茨城であります。




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