ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

嵐は過ぎても消え去らぬ心は

2018-08-08 07:28:49 | 人とお庭の間には
 台風近し。



羽を傷めながらも、トンボさんは風を見ておりました。
既に咲き終えた、庭のキキョウさんの上で動かず。



一方、こちら。
拙宅界隈の、野のキキョウさんは、今が旬。



咲きたての一輪も狙いましたが。
風ある今朝は、ピントは不動の巌さんのほうへ。



正しくは、石の垣ですが。
施工後21年、わずかながらも、時代が付き。



施工者たるわが身にもまた、それなりに時代が付いた今日この頃。
垂れるネコハギさんを眺める心にも、少しづつ時代は付いた実感。
まずはこうして、長く続けれられていることに対しまして、ただただ感謝あるのみ。



その間にも、お陰様で。
野のキキョウさんも、なんとか持続できました。
日本が持続したお陰様で、シオンさんの葉陰で倒れながらも。



そのシオンさんも風で倒れぬよう祈りますが、倒れてもきっと咲くのが花。
こうして撮って常に感じますことは、茎というものは、先に行くほど細くなるというその姿。
さらに、細くなって消えるのでなく、極まる前につぼみとなって花が咲く。



年々細くなっていると感じる、わが日本の情緒におきましても。
それが消える前に、花と咲いて次世代への実りとなるような仕事が、今ここで大切でしょう。
その答えは、常々お任せいただいた現場でも、日々手堅く実現していくことが大切。



 さて、コスモスさん向こうに、バスは一台過ぎましたが。
庭もまた日本の一つの花なれば、それは模倣のココロの造花なるべからず。
時代を経ても変わらぬお庭の実感を、徐々にこれから記してまいります。
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