ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

春の地上に最初の天使さん

2012-03-31 06:49:38 | 里山に捧ぐ
 昨日は、一段と暖かくなりました。
ブログの色も、菜の花さんに替わりました。
 
さて、草むらでは、蝶めでたい、キタテハさんが初舞台でした。
今年初めて、間近で拝見しました。
成虫で冬を越すというのが、キタテハさんの生き延び方です。



冬の間は、じっと我慢で、めでたく生き延びました。
その反動もあってか、今は、相当にすばしっこい急の舞。
青葉の撮影技量を超えております。



予断を許さぬ動きは、赤とんぼさんとは対照的です。
赤とんぼさんならば、ゼッタイに、こちらのペースで、撮影に応じてくれるのですが。
春のキタテハさんは、画像の真ん中に納めることにも難儀します。
これこそが、春の陽気というものでしょう。



願いが通じたか、動きが止まりました。
止まったのはよいのですが、完全に止まってしまい、羽の裏の保護色で、こちらの気をそらします。
まるで、プロの名投手さんか、剣豪さんの間合い。
いつまでも遊んでいられませんから、あんたの勝ちを認め、この場を辞しました。
天晴れ。



ホトケノザさんとカラスノエンドウさんが、交じり合って伸び始めました。



誰も振り返らないナズナさんを振り返る青葉です。



ぺんぺん草ことナズナさんを盛り立てる、オオイヌノフグリさんたち。
いつもの低い位置にて、輝きを放ちます。



ヨモギさんも、ようやく動き出しました。
今年は寒かったのが、よくわかります。
去年は、3.11の震災前には、既に長老家族がヨモギ摘みを済ませていた記憶があります。



野のスイセンさんも、頭を上げました。
花が長持ちするのが取り柄のひとつですが、今年の遅い開花の影響はどうでしょうか。



頭を上げた田んぼの天使さんは、ダイサギさんです。
ダイサギさんの中でも、冬鳥のオオダイサギさんの可能性があり、かなり大きいです。
大きい身体ですが、警戒心は旺盛です。
強い胃袋と、小さい心臓が、ダイサギさんにおきましては、生き延びる戦略なのです、きっと。



と、思う間に飛び立つ姿は、やはり、今のテレビ芸人さん風に言えば、「でかっ」。
でも、その姿の内側の心は、その反対です。
コウノトリの近縁でもあるようなのですが。

昔の言葉で言えば鴻鵠かもしれません。
ふと、燕雀いずくんぞ鴻鵠の小心を知らんやと、思わずつぶやきました。
見た目が大きいから、会社が大きいからといって、志が大きいとは限らない。
鴻鵠の小心も、小粒山椒さんのピリリも。
ともに、天の配剤かもしれない。

今日は朝から、大風が吹いています。
与えれた今日という環境にて、人としてベストを尽くしてまいります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふと、ブログランキングに参加しました↓皆様の今日のポチ押しに感謝です。
人気ブログランキングへ 人気ブログランキング   にほんブログ村 環境ブログ グリーンツーリズムへ にほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿