ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

お蕎麦屋さんのお庭拝見です

2012-06-23 06:12:24 | 里山に捧ぐ
 トクサさんの緑が冴えます。
笠間市内の、美味しいお蕎麦屋さんのお昼時です。



店主さんご夫妻の手作りのお庭を通って、お店に入ります。
昨日は雨でしたので、青葉も久しぶりに、お店でランチです。



お出迎えは、色が兆し始めたアジサイさん。
この色が、今の笠間の季節の色です。
東京や千葉では、既に深い青色になっているはず。



そんなことを考えているうちに、ほおずきさんにこんにちはです。



ほほう。
緑の時分の小坊主さんも、良い風情ですね。
散りかけのユキノシタさんのかすかな白との取り合わせも。



サトイモさんにも出会いました。
ところで、いつになったらお店に入るのか。
取り急ぎ、玄関先にて、天せいろをオーダーしました。



入り口ではなくて、玄関というのが、このお店の特徴のひとつ。
かつて住宅だった家屋を再生して、開店されました。
玄関への伝いは、既存の石なども活用して、お手伝いさせて頂きました。
細部の草花仕上げは、店主さんご夫妻による、日々の手作りです。



四角い石ですから、草花の取り合わせで和らげることが大事です。
草を引き立たせるような、伝いの清潔感も。
毎朝のお掃除が、石に命を吹き込みます。



 玄関の向こう、お座敷方面には、結界の竹を渡しました。
そこに、枯れ木のイタリア半島さんが、ゆーろゆーろと揺れています。
これは、お手製のプランターでした。
揺れに魅せられながら、ようやく店内へ。



お庭のミヤコワスレさんが生けてありました。
心持が、いっそうなごみました。
美味しいお蕎麦に加えて、天然素材のスイーツも、ゆっくりと楽しませて頂きました。
ありがとうございます。



お庭では、宇宙人顔のミズヒキさんもおり。
ご一緒に、宇宙さんと地球さんに感謝の青葉です。



これから暑くなる駐車場には、マツバギクさんも。
天地の恵みをより良く生かすのも、人の心と手仕事です。
青葉も初心を忘れず、手塩にかけて現場を磨いて参ります。
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