美味しい楽しい里の味を再び

　柔らかなわらびさんを、頂きました。
この名品は、常陸太田市の長老さんの作品です。
早速、美味しく楽しく頂きました。



収穫の際は、手で折り取ります。
この、手で折るということが肝心ですね。
つまり、手で折れる柔らかさが、地産地消の良品の証。

セシウムの調査もしっかりクリアしております。
東海村まで出かけて、精度の高い機械で、検出限界以下を確保。
しかしながら、シイタケさんを含め、美味しい皆さんの行く末を思うこのごろです。


　拙宅のタケノコさんの皮です。
昨夜、わらびさんと一緒に、美味しく頂きました。



こちらは、頂かれなかったタケノコさん。
既に、涅槃の境地か。
もったいないですが、放置してしまうと、はびこって手に負えないのがモウソウダケさんなのです。

おととしまでならば、皆さんにお分けしたのですが。
自分で食べるのは良いですが、人様にはどうもお分けしにくいという空気はあります。
これは、どなたも共有する心境。

　

ここで、ちょっと一服しましょう。
今朝の、ローズマリーさんの微笑みであります。
このブログの主題は、災い転じて福であります。



休耕田には、美味しそうなセリさんも一杯。
まだ、福を転じるところには至りませんが、蒲さんが、すっと伸び始めています。
この丈夫な草を見ると、オオクニヌシさんの知恵と勇気と優しさを思います。



草餅になれるはずのヨモギさんです。
畑の青菜が尽きる春、野山の山菜が旬になります。
昔は、身辺の草ぐさの滋養が、人々の心身を支えました。
春の香りで、季節の節目を乗り越えてきました。

　採取して頂く楽しみは変わらないものの、お福分けをする楽しみが減っている。
皆が痛感していることです。



フキさんも育ってきました。
皆、去年より落ち着いて、冷静に現状を見つめ始めた気がします。



フキさんの葉舞台の舞、今朝のシテさんは、カラスノエンドウさんです。
きっと、根っこでは根粒菌さんが滋養を生み続けているでしょう。
小さな小さな力にも感謝して。
やがて、美味しい楽しいを、これまで以上に蘇らせたい東日本でございます。
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