東京は富士信仰に篤い土地柄です。
各地に富士塚があります。
今よりずっと富士山が日常的に見られたことにより、一度はあの山頂に登りたいとの憧れと、その神々しい姿を畏怖したことから模型を造って祀ったのでしょう。
それにしても派手な富士塚です。
初めて訪れましたが、噂以上の威容です。
そして初めて見る派手さです。
最近絵や文字を塗り直したのでしょうか?
石段を登ります。
傾斜が急です。
左右の石碑を見ながら登ります。
山頂(といって良い?)には「つ組」です。
鳥居には「れ組」です。

どちらも江戸時代の火消し組織です。
この辺りが持ち場だったのでしょうか?
「京橋区」なんてのもありました。
頂上の本殿です。
本殿廻りに遊歩道がありました。
説明板によると、この富士塚は古墳説がある旨の記載があります。
ここ駒込は本郷から続く台地です。
この小さな山は古墳であってもおかしくはない形状です。
また行き当たった時は、また登ります。

こんな神社でした。