隅田川の堤防下に侘びた木戸があって階段が続いています。ここが展望庭園の出入り口です。
木戸を入った左手に説明板がありました。久しぶりの訪問です。最近立てた物だと思います。
なるほど、萬年橋の道は赤穂浪士が歩いた橋です。竪川一の橋はここから800m北に在ります。
さあ、階段を上がりましょう。
と思ったら、その一角にまだ何かあります。先ずは芭蕉の句(他にもあります)です。「川上とこの川下月の友」
上手なのか下手なのか分からない句(俳聖松尾芭蕉に向かって恐れを知らぬ素人ならでは発言)です。その説明を読みます。この五本松は有名だったらしく、他所でも記録が残っています。・・・なるほど、奥の深い句です(てへ、)。
次は「深川芭蕉庵」の説明です。
なるほど、芭蕉庵は三次に渡って営まれ、いづれに於いても質素なくらしぶりだったようです。先ほどお参りした芭蕉稲荷大明神の敷地の狭さを思います。
説明板を読み終えて、ようよう階段を上がります。左の絵は、当時のこの場所ですね。一番左に萬年橋が描かれています。正面で芭蕉翁が出迎えてくれます。
自然と目は解放された空間に向かいます。隅田川のケルン(清洲橋を含む風景)が目に飛び込んできます。
庭園内には多くの説明板があります。昔からあるものですが、実はしっかりと読んだことがありません。この機会に勉強します。
「深川芭蕉庵」
「俳人百家選」
「芭蕉翁略伝」
芭蕉像の後ろにも在ります。
この話、続きます。