荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

立石仲見世の昼過ぎ

2020年08月25日 | 散文

猛暑日の陽射しがアーケードを照らします。

 

今年はいつまで経っても百日紅が咲いているように思います。

 

仲見世に入ります。

 

誰も居ません。アーケードの飾りもしなくなりました。

 

ラーメン屋が営業中ですが、人けがありません。

 

シャッターが下りた商店の並びに事務所があります。ここのトイレを借ります。このアーケード街にはここを含めて2ヶ所のトイレがあります。商店主や買い物客が利用するようですが、誰かと出会ったことはありません。

 

見事なまでに人が居ません。猫っこ一匹居ません。夢に出てくる世界のようです。

 

こんな時間です。昼食のおかずを買って自宅で過ごしている客と、おかずを売った後遅い昼食を食べながら昼休みを取っている商店の時間です。

 

商店街の中心部です。玉起屋は総菜屋です。休憩の時間です。

 

どこも休み時間です。

 

餃子屋さんが開いていました。商店街の突き当たりは京成立石駅です。こちら側は少し人の出入りがあります。

 

もう一つのアーケードとの接続部分です。餃子屋さんは突き当たりのすぐ右手です。この景色が結構気に入っています。正面の一部分に陽が射しています。

 

アーケードを見上げます。一部ガラスが無くなっています。青空が見えて、そこから陽が射して、2階の住居に当たっています。猛暑日ですが、清涼感があります。

 

先ほどの接続部分から左に出ます。小父さん達が並んでいます。もつ焼き屋です。こちら側は、本来出口です。平日の開店は14時からです。

 

戻ります。もう一つのアーケードのこちら側が本来の入り口です。多分、開店時は両方から入れるのでしょうね。人気店です。彼らは「昼呑み」です。お昼ご飯を食べないで開店を待っています。

 

アーケードの端です。

 

そこは猛暑日の陽射しで濃い影が射す駅の壁です。

 

振り返ります。あそこがもつ焼き屋です。あそこだけ人が居ます。

こうして見ると、結構涼しそうです。

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玄庵の「時代屋」から、

2020年08月25日 | 散文

部屋の上に「時代屋」の表示があります。昔観た映画に「時代屋の女房」ってのがあって、骨董屋のことでした。

 

入ってみます。部屋の中は確かに骨董品が置かれていますが、値段は付いていません。

 

中央に椅子とテーブルが置かれています。ここでも食事できますね。雰囲気好いです。

 

この部屋は京成立石駅近くの蕎麦屋の入り口の向かい側にあります。少人数の貸し切り部屋として使っているのかも知れません。

 

手打ちそば教室もやっています。3階に宿泊施設があって、泊まり込みで修業ができます。ここに通うようになって知ったのですが、元職場の先輩がここで修業をして2段の腕前です。店は出していません。趣味の蕎麦打ちです。会った時には自作の蕎麦を土産に持たせてくれます。玄庵の蕎麦と同様細切りで、そして更に先輩の現役時代の仕事ぶり同様に、端正で丁寧な細切り蕎麦です。

レジに卒業生が開いた蕎麦屋の名刺が置かれていて、自由に持ち帰っていいです。その店を訪れてみるのも楽しみの一つです。

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