いつもの信号に捕まりました。蝉時雨が降り注ぎます。見上げる空からはいつもの夏休みの歓声は降り注ぎません。コロナ禍の夏です。
「2019年2月」
東池袋です。この古物商店が気になっていた頃です。全面道路の工事が始まって、
全面の土地の工事も始まりました。造幣局が在った場所です。
方向音痴なので工事計画を見ても良く分かりません。
「2019年3月」
ここは台地の端です。崖下は都電が走る下町です。
「2019年6月」
4月にここから250mくらいの交差点で母子が老人の暴走車に殺されました。道路の工事が終わりました。
「2019年12月」
工事が活発になりました。
真正面の黄色い建物ができました。池袋保健所です。コロナ騒ぎが本格的になりました。保健所職員に尊敬の念を抱いて眺めました。
「2020年1月」
オリンピックの年です。古物商店は変わりません。
フェンスで内部が見えません。
「2020年3月」
木が植えられました。
「2020年5月」
一部のフェンスが外されました。公園のようです。緊急事態宣言が解除されました。
「2020年6月」
コロナウイルス感染拡大の不安の中暮らしています。
そして、2020年8月です。コロナ感染者増大、「GoToキャンペーン」批判の真っ只中、広くて綺麗な公園が完成しました。公園に罪はありません。偶々私の人生の時系列に、印象深くここにあっただけです。
公園の西には池袋保健所が在ります。経済優先政策により感染者が増大してパンデミック寸前です。
そんな世相の中で公園が完成しました。