荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

そもそも「蔵前神社」とは

2024年03月12日 | 散文

「蔵前神社」鳥居前です。5代将軍徳川綱吉が、蔵前に山城国の石清水八幡宮を勧進したのが始まりです。蔵前とは、江戸時代に大名家の蔵が在ったことからの名前です。倉庫業ですから、力持ちを称える文化が発展しました。

ここに大相撲の「蔵前国技館」ができたのは自然の成り行きだった訳です。古い力士名が残っています。「横綱東富士」「大関栃錦」。

こちらは「横綱鏡里」、そして「大日本相撲協会」です。現在は、「日本相撲協会」です。「大日本帝国」が「日本」に変わったのと同じです。

境内へ入ります。

徳川将軍家祈願所の一つとあって、古典落語縁の地でもあります「元犬」や「阿武松」の舞台です。

元犬の像が有ります。その向こうには、浮世絵が奉納されています。

歌川国安作「御蔵前八幡宮 奉納力持」です。力持ちを称える絵です。

手前は緋寒桜だと思います。この時期の境内は、黄色とピンクの競演です。

 

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「蔵前神社」黄色とピンクの競演

2024年03月12日 | 散文

蔵前神社です。ビルの谷間の小さな神社ですが、数年前から人気のスポットになっています。

その理由がこれ。ミモザが満開です。手前にも満開の桜です。河津桜か寒桜?「蔵前桜」と表記しているブロガーも居ます。

ミモザを見上げます。花の下は大変な人出です。

圧倒的に女性が多いです。ミモザの花は「国際婦人デー」の象徴でした。

背景に満開の桜です。

この競演が今大人気です。

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