荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

ウクライナ大使館へ!

2022年03月04日 | 散文

西麻布は坂の街です。その高級住宅街のマンションにウクライナの国旗が出ていました。ウクライナを応援しています。

 

すぐ近くに在るウクライナ大使館です。その施設は近隣のマンションと変わりません。この度欧米メディアの首都の表記が、ロシア語由来の「キエフ」からウクライナ語の「キーウ」に変ったそうですね。ロシアは「キエフ」を主張するでしょうね。

 

ウクライナ国旗の黄色は、広大な大地に拡がる麦畑の黄色です。ウクライナ国旗の青は、広大な大地の上に、どこまでも拡がる空の青です。こう書くと、「ヨーロッパの穀倉地帯」として知らているように農業国家のように思われますが、鉄鉱石や石炭などの天然資源にも恵まれており、鉄鋼業を中心として重化学工業も発展している資源立国志向の国です。

キエフ大公国が13世紀にモンゴル帝国に滅ばされた後は独自の国家を持たず、諸侯はリトアニア大公国やポーランド王国に属していました。17世紀から18世紀の間にはウクライナ・コサックの国家が興亡し、その後ロシア帝国の支配下に入りました。そんな歴史的背景で混血が進んだ結果なのか、美男美女が多い国です。   1991年ソ連崩壊に伴い独立しました。歴史的・文化的には中央・東ヨーロッパの国々との関係が深い国です。

 

玄関脇の文書を撮っていたら(改めて写真を見ると、ウクライナの銀行口座は広島支店に開設されているのですね?)  職員らしい女性が出てきました。「寄付するにはここに振り込めば良いのですか?」と訊きました。すると後ろから「大丈夫です。ここでも受け取って貰えますよ」との声がしました。振り返ると中年の男性が女性職員に、私が寄付したいと言っている旨(たぶん)を通訳してくれました。募金箱でも有れば良いのですが、財布から裸銭を渡すことになりました。

後ろの男性が通訳してくれます。英語ではない言語を流暢に喋ります。ウクライナ語でしょうか?通訳を聞きながら話します。「何ぶん年寄りの小遣いからなので、少なくて申し訳ございません。お役に立てたら嬉しいです。あなた達の戦いは、世界中の平和を望む人達の希望となっています。勇気を貰っています。頑張ってください。ありがとうございますと言っています」   えっ!?    最後のは私への通訳でした。

 

玄関前の花を撮らせて貰いました。

 

 

 

紋章と国旗です。EU加盟国であれば、EU旗を並列して揚げるのですが・・・。

 

その足で麻布台のロシア大使館へ行きます。自転車で10分くらいです。ウクライナと違って広大な敷地です。構内には紅白の梅の花が咲いて、沢山の橙が実っています。やっと巡ってきた春の光景です。とても印象深い光景です。記憶に残ると思います。

 

警備は厳重ですが、抗議のデモはありません。新宿や渋谷の駅前に移動したようです。

 

こんな自分勝手な侵略などあってはならない!正義が負けてはいけない!  負けるなウクライナ!ウクライナに平和を!

これを見逃したら次の新たな危機が発生しそうな気がする。世界に平和を!


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2 コメント

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おはようございます(^^♪ (のり)
2022-03-04 08:52:16
三歩さんの思いを心から共有しています!! 
私も具体的な行動でウクライナを応援したいと思いました。
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のりさん (荒川三歩)
2022-03-04 11:12:52
共有して頂きましてありがとうございます。
何事につけても想いは行動にしないと、心のわだかまりが解消しない、と思っています。
日本ができる事は少なくありません。この歴史の転換点で個人でも何かができたら、と思います。
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