病院の帰りです。久しぶりの「出世の石段」前です。
ちょっと「女坂」に気持ちが動きかけました。
ふっと息を吐いて、行きます!約20年前に最初の心房細動の手術をして以来、この「出世の石段」を休まずに上がれるかが健康のバロメーターです。一気に上ります。85段有ります。1つの段が高いです。急坂です。手摺りを持って前屈みで行かないと、仰向けに素っ転びそうです。60段過ぎた頃に息が切れそうになります。足が上がらなくて躓きそうになります。躓いたら危険です。
上がりました!ゼエゼエ言いながら見下ろします。途中で転んだら痛いで済みません。こんな場所を騎馬で上がり下りした人が居たんですね。私も無事上がりました。不正脈は出ていません。・・・たぶん。
改修が終わった境内の周囲を見ます。お参りの混雑対策がされています。
顔嵌め看板は、ここ愛宕山ゆかりのスターたちです。ここから市中の甍を見せて、100万の民を焼け出させるのかと無血開城を迫った勝海舟と、人命もさることながら、佐幕勢力の抵抗が長引いては革命の遂行が危うくなると、無血開城を決意した西郷隆盛です。隣は、石段を騎馬で上がり下りした曲垣平九郎です。
拝殿前の庭です。
「将軍梅」です。曲垣平九郎が手折って三代将軍家光に献上したのはこの梅らしいです。ホントかな?・・・梅はそんなに長寿じゃ無いよね。たぶん枝を挿し木して育て継いだクローンですね。小石川植物園にある、ニュートンが引力を発見したリンゴの木や、メンデルが遺伝の研究に使った葡萄の木ように。
山より高いタワーマンションです。
こちらも。
改修なった山頂の池です。ずっと前から疑問に思っています。水は何処から来るんだろう?
女坂です。先ほどの案内板のとおり池の奥に在ります。当然男性も利用します。
振り返ると、東京タワーです。
周辺は山より高い建造物ばかりです。