荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

好きな商店街―7

2016年09月23日 | 散文
「本所吾妻橋商店会」
本所にあります。
隅田川に近く、スカイツリーに近い、街灯にスカイツリーをあしらった商店街です。

ここもスカイツリー建設中は買い物客(見物客)で賑わっていました。
今はソラマチができたからねえ・・・。

「弁天通り商店会」
江戸川区平井6丁目にあります。
もう、ほとんど商店がありません。


「田端銀座」
その名のとおり田端の、正岡子規のお墓がある、大龍寺の傍にあります。


「高砂エビス通り」
道に迷って京成高砂駅に出ました。
駅前なのに、ちょっと寂しげです。


「高砂南町商店会」
高砂駅の南側にあります。
「鉄道立体化早期実現」の幟が目に付きます。

でも上記の駅の周辺の人通りを見るに、高架化しても集客効果はあるのでしょうか?

「高砂中央通り商店会」
こちらも駅前の商店街で、しかも「中央」ですが、寂しげです。


「湯島白梅商店会」
お正月の商店街風景ですが、買い物客が居ません。
もっとも、ここは夜の店が多いので昼間はこんなものでしょうか?
でも、老舗が軒を出している商店街なのですが・・・。


「あっぷるロード」
東尾久辺りで出逢った商店街です。
電柱のバナーには「笑顔が溢れるあっぷるロード」とありますが、笑顔をもたらす人が歩いていません。


「京成江戸川商栄会」
駅のホームに届きそうな看板です。
ここから電車は江戸川を越えて、千葉県へ入って行きます。
あるいは、千葉県から来て最初に停車する東京の駅です。


名前のとおり京成電鉄の駅を中心とした商店街です。


商店街の東口はすぐ江戸川の土手です。


・・・そして、各商店街の紹介文の後に共通して書く言葉があります。
「人通りが無い。大丈夫か?頑張れ!!」
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竹下通りのような谷中銀座

2016年09月23日 | 散文
休日の谷中銀座は観光地化して久しく、小さな商店街が人で溢れています。


人気のメンチカツ屋さん周辺はこのとおり。




人気の惣菜店も・・・。


買い食いが人気です。


人ごみを抜けて夕焼けだんだんから振り返って一息つきます。

再度あの中に入って行く勇気はありません・・・。

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正岡子規/葬送の道を往く-3(最終回)

2016年09月22日 | 散文
最終回の報告です。

目印がありました。
東覚寺の赤紙仁王です。


お寺で分けて貰う赤い紙を自分の患部と同じ場所に貼って身代わりになって頂き、病気の回復と心身の安寧を祈ります。
祈願が叶ったあかつきには草鞋を奉納します。
仁王さまは日夜病人を見舞ってくださるので、草鞋が必需品なのです。

子規の生前からあるお寺です。

道路を横断して小路に入ります。


赤紙仁王通りを行きます。


道が大きく右にカーブします。


向こうに信号がある交差点が見えて来ました。


交差点を右折すると、


八幡神社があります。


その左にある大龍寺に到着しました。


「子規居士墓所」の石碑があります。
子規庵から自転車で約30分の距離ですが、葬列だと2時間くらい掛かると思います。


墓所に入ります。

余談ですが、正面には人間国宝の板谷波山のお墓があるお寺です。

子規はあの小さな竹藪の下に葬られています。


向かって右に母八重、左に正岡家のお墓があります。
お花が添えられています。


石碑の向こうに卒塔婆があります。


糸瓜忌の供養をしたのでしょう、「子規庵保存会」の字も見えます。


台風明けの曇り空の下、このようにして、葬送の道を通ってお参りに来ました。


長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。

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正岡子規/葬送の道を往く-2

2016年09月22日 | 散文
前回の続きです。
JR西日暮里駅前の信号の所からです。

左に進むと道灌山です。


道灌山下の道を行きます。




あのタバコ屋の角の道のようですが、横断する信号がありません。

当時は直接右折したのでしょうが、今日は手前の信号を渡ります。


この路地だと思います。

入って行きます。

住宅街を進みます。


当時は一面の田んぼだったようです。


この角を右折します。


ちょっと自信がありませんが、進みます。


子規庵で頂いた地図によると直進みたいです。


小さな道です。
当時はあぜ道だったのかも知れません。


目印の与楽寺に出ました。

この道で間違いないようです。

与楽坂の手前を左折します。

余談ですが、この坂を行くと芥川龍之介の旧居宅跡に行けます。

右手に銭湯がありました。
当時も在ったのかも知れません。


動坂に出ました。
右に行くとJR田端駅ですが、葬送の道は斜め前の路地です。


次回に続きます。
今回は単調で詰まらなかったと思います。



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正岡子規/葬送の道を往く-1

2016年09月22日 | 散文
9月21日は正岡子規の葬儀の日です。
114年前の事です。

葬送の道を往ってみます。
子規庵で解説していた人に教えて貰った道です。
埋葬場所は、子規が死んだ19日に、河東碧梧桐と伊藤左千夫が決めたそうです。

子規庵を出て南に行きます。


ラブホテルの間を通って三叉路に突き当たります。

当時は借家街です。

その三叉路を左に行くと、根岸2丁目の尾久橋通りに出て北上します。


尾久橋通りを東北本線高崎線沿いに、左手に進みます。


子規も漱石も食べた「羽二重団子店」沿いの道です。


日暮里駅に向かって進みます。


左手に行けば谷中銀座の「夕焼けだんだん」に通じる道を直進します。


日暮里駅前を直進します。


常磐線の踏切が見えて来ました。


踏切を渡ります。

上は京成本線です。
どちらも当時はなかった線路です。

東北本線高崎線沿いに進みます。


道灌山通りに出ました。
ここを左折します。


東北本線・高崎線の高架を潜ります。

当時は高架が在りません。
子規の葬列は踏切を渡りました。

西日暮里駅の改札前を進みます。


道灌山通りを西に行きます。
右手の丘には開成高校があります。


次回に続きます。
この話、長くなりそうです。




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子規庵 糸瓜忌/2016

2016年09月21日 | 散文
台風があって、19日に訪問できませんでした。
正岡家使用の井戸の跡を見ています。


庭には子規の好きな赤い花が咲いています。




庭を巡ります。




「ごてごてと草花植えし小庭かな」


ここは加賀前田藩の土地でした。
主に隠居武士が住んでいた界隈です。
このように、住居と庭を半々に取った造りが一般的だったそうです。
そこに子規は草花を一杯植えました。


糸瓜が大きく育っています。


庭から主が居なくなった病室を見ます。


「小園は余が天地にして草花は余が唯一の詩料となりぬ」


今日21日は子規の葬儀の日です。

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一葉泉の変遷

2016年09月21日 | 散文
樋口一葉記念館の近くに「一葉煎餅」があります。


その向かい側に「一葉泉」がありました。




煎餅店と同じく、樋口一葉の名を借りた命名であって、一葉が入浴したのではないと思います(煎餅も食べていないと思います)。


一葉記念館脇から見たボイラー室です。


2013年の晩秋、解体されていました。


銭湯入口側からの様子です。


暫くぶりに、ふと思いついてやって来ました。


予想どおりマンションになっていました。


この辺りが、ボイラー室の入口があった所です。


この辺りでも多くのものが消えていきます。
でも、この看板店は健在でした。


光を通して観てください。

樋口一葉記念館入口の道路沿いにあります。
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一葉桜 光月通り

2016年09月21日 | 散文
粋な名前の通りがありました。


「旧光月通り材木の街」の記載があります。
千束と入谷の間を通っている道です。
左右には普通の民家が並んでいて、東京の中心地にしてはかなり広い道幅を持っていますが、人や車の通行量が極端に少ない通りです。

道幅の広さと「材木の街」の記述から想像するに、かつては多くの材木商が居て、製材所や材木倉庫があって、運送業者が居て、荷馬車やトラックが激しく往来した道路だったのではないでしょうか?
江戸・東京の一大製材木の供給地(木材の貯蔵所は木場)だったのかも知れません。
近くには吉原もあります。

日本の高度成長期以降、安い外材の使用が一般的になって、急激に林業・製材業が衰退しました。
その名残の街だと思います。

ところで、この桜は「一葉桜」という品種なのでしょうか?
この道は樋口一葉ゆかりの竜泉に通じ、そこは小説「たけくらべ」の舞台です。
そんな事から、かつて賑わった道路を桜並木にして、粋な命名をしたのだと思います。
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好きな商店街―6

2016年09月20日 | 散文
随分久し振りのシリーズものです。
撮り貯まったので紹介します。

「日出優良商店会」
東池袋にあります。
商店街の左側に都電荒川線が走っています。

そのちょっと向こうの崖上にはサンシャインシティがあります。
ホンのちょっとで様子が全然違います。
再開発の話は出ないのでしょうか?

「あずま商店会」
都営荒川線の雑司ヶ谷駅近く、東京音大の近くにあります。


「堀切菖蒲園通り」
その名の通り、堀切菖蒲園の近くにあります。


駅から向かう途中には七福神がありました。
写真を撮っている、私と似たようなオヤジが居ました。


更に進むとこんなものが・・・。
「けなしいけ」の振り仮名がありましたが?
池に橋が架かっていたのでしょうが、どんな池?


「ラッキー通り」
堀切3丁目にあります。
商店街の向こうに突き当りに首都高中央環状線が見えます。
名前と違って、買い物客の状況はラッキーじゃありません。


「お花茶屋駅前商店会」
京成本線/お花茶屋駅前にあります。

突き当りの左側が駅です。

「ゆーろーど仲町商店会」
亀有駅近くにあります。


この界隈は「こち亀」で集客を図っていますが、シャッターが閉まった店が多いです。

「こち亀」の連載が終わって、この界隈に人出がでているようです。
暫く経って、落ち着いたら「両さん廻り」をしてみます。

「いい街わが街 HAKUSAN商店街」
文京区白山にありますが、右側の店のエアコン室外機にガムテープが貼られているところをみると・・・。


「京華通り商店会」
粋な名前です。
「白山神社紫陽花祭り」の飾り付けが整いました。


「入谷中央商店街」
朝顔の絵が描かれているとおり、朝顔市が開催される入谷にあります。
ここは谷根千へ行くのによく走ります。もう20年近く走っていいます。
人通りは多いですが、商店街としては、シャッターが閉まった店が増えています。


・・・そして、各商店街の紹介文の後に共通して書く言葉があります。
「人通りが無い。大丈夫か?頑張れ!!」

「大きなお世話だよ!」との声も聞こえますが、商店街好きの私にしてみれば頑張ってもらいたい。

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深川かかし祭り/2016(各賞の発表)

2016年09月20日 | 散文
既報のかかし祭りの審査結果が発表されました。

「シンゴジラ」は金賞です。


深川消防署の「レスキューバリー号」は特別優秀賞です。


私が好きな作品は銅賞です。




前回見逃した「『おのくん』もどき」は特別優秀賞です。


「琵琶法師」も特別優秀賞です。


全作品に賞が付いています。
「努力賞」や「ユニーク賞」、「アイデア賞」なんてのもあります。
特別優秀賞を中心に報告します。
「雷様」は努力賞。


私の評価が高かった「誰だとおもっているんだ!?」は銅賞です。 
雰囲気出てるのに・・・。


やっぱり特別優秀賞の「つるべの深川に乾杯」
今年の№1だと思います。


特別優秀賞の「ハートのクイーン」です。

この店は去年も特別優秀賞でしたが、今日も営業をしていませんでした。

予想どおり特別優秀賞の「あさり売りの政助さん」


これも特別優秀賞の「町火消のキュータ」
冒頭の「レスキューバリー号」と言い、消防署に甘くないかい?


「私は徹子よ」が金賞だよ!?


予想どおり「アリスインワンダーランド 赤の女王」が特別優秀賞です。


「アリスインワンダーランド マッドハンター」が金賞だよ!?

消防署に甘くないかい?

来年の作品を楽しみにしています。


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池端のホテル

2016年09月19日 | 散文
好きな場所です。


自転車が増えました。


この景色好いです。
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牛島神社の祭礼と時津風部屋と吉良邸跡

2016年09月19日 | 散文
この時期東京では各地で祭礼が行われます。
ここ隅田川河畔の牛島神社もお祭りです。


軽やかに祭り囃子が流れています。


屋台の向こうの鳥居越しにスカイツリーが望める、新旧同居の境内です。


牛島神社の氏子は広範囲にあります。
ここ両国の一角でも神輿を出して祭りの準備です。


その神輿の手前に祭礼奉納金名簿が出ています。
ここは時津風部屋の玄関先です。
時津風部屋は牛島神社の氏子です。
「一金参萬円也」と出ています。

部屋頭は前頭二枚目の正代ですが、横綱・大関と当たる位置でもあって、七連敗の後拾い物の勝ちでやっと初日が出ました。
私の好きな豊ノ島は十両八枚目で全休の発表です。
従って来場所は幕下陥落で、「関取」と呼ばれなくなります。
ちょっと祭りどころではないですね。

すぐ近くには吉良邸跡があります。
こちらの「吉良祭」は12月に行われますので、この祭りには関係しません。

観光客も無く、静に佇んでいます。

正面からは、世間を見ている吉良上野介像が見えます。

そんな週末の光景です。
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根津神社のお祭り-2

2016年09月18日 | 散文
お祭りの続きです。
今日の天気は曇り時々雨ですが、お祭りは盛り上がているのでしょうか?
今回は、昨日の屋台の周辺から。

いつも祭は楽しい!
みんな笑顔です。


「何買う?」


食べ歩きも楽しい。


立ち食いも楽しい。

行儀悪くありません。
これ祭のマナーです。

「何食べる?」




「フライドポテト旨そう」
「金メダルだって」
「めちゃうまだってよ」


「楽しいね!」
「うん!」

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根津神社のお祭り-1

2016年09月18日 | 散文
街にポスターが貼り出されています。
「23ケ町連合宮入」は初めてとの事です。


祭半纏の後ろ姿が粋です!


祭ムードが高まっています。




狭い根津の路地に子供神輿が練り歩きます。


太鼓が続きます。


ここにも太鼓が・・・。


踊りの準備風景を見ながら根津神社へ向かいます。


来ました!
根津神社です。


宮入は18日(訪問したのは17日です)ですが、屋台も勢揃いです。




唐門周辺もこのとおり。




唐門脇を進みます。


唐門を振り返ります。


18日はもっと賑わいます。


次回に続きます。
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乙女稲荷と

2016年09月17日 | 散文
根津神社にて。

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