荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「大塚バッティングセンター」の消滅

2024年03月25日 | 散文

とうとう建物が消滅しました。あそこに「パチンコひょうたん島」と「大塚バッティングセンター」が在りました。

パチンコ屋はともかく、たぶん都内で最後のバッティングセンターでは無かったでしょうか?

大塚はかつての花街です。数年前新聞に、今でも3人の芸者さんが、ラジカセを持って営業している、と書いていました。この通りが「大塚三業通り」です。「三業」とは、「置屋」「待合」「料理屋」です。その花街の入口にバッティングセンターが在ったという、娯楽のごった煮みたいな街でした。

工事フェンスをぐるりと廻って見ます。こちらが「パチンコひょうたん島」の入り口でした。

裏に廻ります。

共同住宅と店舗になるんですね。店舗って、1Fに「パチンコひょうたん島」が復活するのだろうか?

花街だけあって、ラブホ街でもあります。

三業通りに出て振り返ります。

この角に「大塚バッティングセンター」の入り口が有りました。

もうバッティングセンターの時代じゃ無いのでしょうね。

在りし日の「大塚バッティングセンター」は、こちら

お詫び:前回のタイトル「ひょうたん島バッティングセンター」ではありません。「ひょうたん島」はパチンコ屋でした。

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「金町栄通り商店街」は「旧水戸街道」

2024年03月24日 | 散文

京成金町線の踏切の向こうに商店街が在ります。

踏切から眺める京成金町駅のホームです。

反対側の隣駅は柴又です。

商店街を行きます。随分久しぶりです。

相変わらず人通りが少ないです。いや、前回より少なく思います。

後ろで、警報器が鳴りました。振り向くと、もう遮断機が降りています。

電車が来ました。

 

ホームに停ります。金町駅は終着駅です。

商店街の散策に戻ります。

この街は、「お酒好きのパラダイス」と言われていて、夜になるとディープな呑み屋街になるそうです。

この路地は、「旧水戸街道」です(2020年9月の写真です。今回はこの道標を見つけられませんでした)。

江戸と水戸を往来して、多くの人がこの路地を踏みました。

やがて商店街の南口です。その向こうの坂は、新葛飾橋に向かう国道6号線、現在の水戸街道です。

振り返る旧水戸街道です。

今や昔のドラマがあったであろう旧水戸街道の路地です。

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「男はつらいよ」に見る京成金町線の今昔

2024年03月24日 | 散文

寅次郎は殆どの場合、旅に出るのは「京成柴又駅」です。

<現在>電車右の2つの建物がそのままです。

さくらと満男が見送ります。

<現在>

電車が来ます。

<現在>左側の風景は随分変わりました。

満男を振り返ります。

見送ります。

<現在>ホームは「男はつらいよ」シリーズの撮影風景パネルが一杯です。

珍しく母子が肩を並べて帰ります。好いシーンです。

<現在>

つでに京成金町線を追ってJR金町駅前に来ました。ここにも映画の現場が在ります。

<現場>

泉ちゃんが来たと知らされて、大急ぎで帰る満男です。

<現場>

 

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菊坂下の井戸

2024年03月23日 | 散文

炭団坂の下です。本郷台地の底であり、菊坂の下です。路地を入ります。

有りました!この井戸を見に来ました。

もう現役では在りませんが、残されています。

井戸の横では自転車の掃除をしています。

沈丁花が強く香ります。

民家が密集した路地を出ます。

丁字路です。

左に行けば樋口一葉の井戸です。自転車を停めています。

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本郷台地から炭団坂

2024年03月23日 | 散文

本郷台地の上からの眺めです。

遊歩道から見下ろす甍は菊坂下の民家です。

急坂です。

石段を降ります。

ここに門だけがが建っていました。

小さなショベルカーが働いています。ずっと空き地でした。次に来る持ち主が決まったのでしょうね。

(ここにこの門が在りました)

(2020年の写真です)

振り返って炭団坂を見上げます。

台地の底です。

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本郷の長屋が無くなった。

2024年03月22日 | 散文

久しぶり訪ねて来たら、明るい空間で、向こうが見通せました。目的地は右奥でした。

ここに長屋が在りました。いつも思います。建物が無くなった土地は思いの外小さいです。

東京は相変わらず建物の改廃が進んでいます。

当時から朽ちた空き家が在ったので覚悟はできていました。この土地にもマンションが経つのでしょうか?

振り返ります。此の家は相変わらず植物を植えています。本郷の路地らしい風景を継続しています。

 

在りし日の長屋の記事は、こちら

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春の海 葛西臨海公園

2024年03月22日 | 散文

潮が引いた葛西臨海公園の渚です。左遠くにゲートブリッジを望みます。

東は東京ディズニーリゾートのホテル群です。もうじき春休みです。

渚に目を戻します。

遠浅の海が春の陽射しに光ります。荒川と江戸川の2つの川が、土砂を運んで来てできた砂地です。

都心のビル群です。

潮溜りに獲物が居るようです。

貝掘りでしょうか?

作業船の向こうにディズニーランドです。

大観覧車です。

あれもこれも、春の景色です。

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春の荒川サイクリングロード

2024年03月21日 | 散文

荒川に架かる橋です。対岸は江東区で、私は江戸川区に居ます。

永かった工事が終わって、荒川サイクリングロードが元通り開通しました。陽射しに誘われてやって来ました。JR京葉線の電車が都心に向かいます。次は新木場駅です。

線路と鉄橋の間から、円状になった首都高速道路が走っています。葛西ジャンクションのカーブです。

橋の下から見上げます。多くの建造物が在ります。河口(左)側から「JR京葉線」の鉄橋、荒川湾岸橋の「首都高湾岸線」行き、荒川湾岸線の「首都高中央環状線」行き、一般道路の「荒川河口橋」です。

個別に眺められます。左がJR京葉線、真ん中が首都高湾岸線行き、右が首都高中央環状線行きです。

 

ここからは、左が首都高湾岸線下り、右が首都高湾岸線上り、その上を首都高中央環状線が首都高湾岸線上りに合流する「葛西ジャンクション」下です。

「葛西ジャンクション」の真下です。右奥に首都高中央環状線が北上します。

造形美を見上げます。

荒川の向こうにスカイツリーが靄っています。

サイクリングロードが北上します。首都高中央環状線は、サイクリングロードを跨いで、荒川と中川の間の「中土手」を北上します。

荒川の春の風景です。

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カヌー・スラローム会場

2024年03月21日 | 散文

ここは「TOKYO2020」カヌー・スラロームの会場でした。

葛西臨海公園に隣接していて、今も主だった大会はここで開催されています。今日は見学にやって来ました。

珍しく、沢山の人が練習していました。しかも全員ゼッケンを付けています。ゼッケンがなくても上級者だと分かりますが、、、。

この中に、オリンピックメダリストの羽田選手がいます。何度も何度も滑り降りてきてゲートを潜って、練習していました。

艇に乗ったまま、ベルトコンベアーで上まで運ばれて行くのですね。知りませんでした。

昔ながらの、スキージャンプ競技と同じく、肩で艇を担いで階段を上がっていく風景を想像していました。

暖かかったこともあり、選手やコーチがスポーツマンらしく爽やかに応対してくれることもあって、時を忘れて見入っていました。

 

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汐浜運河のハクモクレンとPersona抄

2024年03月20日 | 散文

汐浜運河の南開橋です。ここから東に、東京では珍しい、ハクモクレンの並木が在ると聞いてやって来ました。ちょっと風がある春の陽気です。

もう終盤です。ちょっと来るのが遅かったですが、十分鑑賞に耐えます。

遊歩道を行きながら、美しい処をピックアップします。

江東区保健所前界隈が綺麗でした。

角を曲がったら新砂橋です。ハクモクレンの遊歩道はここまで、1kmくらいの並木です。

振り返ります。

来年はカヤックで来ましょう!

さて、南開橋の南端下の小さな公園に有ったオブジェです。

不気味です。

特に綺麗なハクモクレンの後だけに、、、。

「美しき  青き星の創生のドラマは魅惑に満ちている  月  海  生命  進化  極に向かうPersonaの古代神話と人の在り方への戒律と示唆  進化論的倫理に思いを馳せ  有翼のImageを展開する」

 

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樋口一葉が使った井戸のある路地

2024年03月20日 | 散文

本郷4丁目の路地です。

奥に行きます。本郷4丁目は古い町並みが多く在りますが、ここは特に雰囲気が違います。

小さな広場が在って、今も使っている井戸が有ります。

春の陽射しと静寂に包まれています。この景色だけで、ここに来る価値があります。

樋口一葉が使った井戸です。通称「菊坂下」は本郷台地の谷底です。水が豊富にあるのだと思います。

井戸の向こうを見上げます。左右に木造三階建ての民家が建っています。

間には石段が在ります。

入ってきた路地を振り返ります。春の陽射しです。台地の底にも注ぎます。

石段を上がります。

昔はこの門が集落の境界だったと思います。

振り返ります。樋口一葉が暮らした町です。

左右の木造三階建てが作り出す空間です。

見上げます。

木造三階建てが作り出す空です。春の空です。

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本郷菊坂に三階建て民家が在る風景

2024年03月19日 | 散文

本郷菊坂の路地です。ずっとここに建っています。玄関は菊坂沿いの二階に有ります。

東京都条例により、木造三階建てはもう建てられません。

誰も住んでいないように見えますが、風雨に朽ちていない処を見ると、住人が住んでいるようです。

石段を降りた所は本郷菊坂下です。樋口一葉が住んだ町です。パッと見、正確には二階半建てでしょうか?でも一階が坂を穿って垂直に部屋が有ったら三階建てです。

いつまでもここに建っていて欲しいです。

 

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鳳明館の春

2024年03月19日 | 散文

鳳鳴館別館です。

隣は鳳鳴館本館です。

本郷の丘の上に在ります。

本館と別館はこの路地で分けられています。

かつて本郷は旅館街でした。

 

このような和風旅館が沢山在って、修学旅行生の宿舎でした。

 

かくいう私も、高校の修学旅行で一躍上京して本郷に宿泊しました。

東京へ行くなんて、当時の田舎者には大変な出来事で、大宮に住んでいた叔父一家が面会に来てくれたりしました。

左側が本館、右側が別館です。

本郷の何処に泊まったか覚えていませんが、ここに来ると高校生の頃を思い出します。

もう半世紀以上前のことです。

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「男はつらいよ」参道商店街に名残りを探して

2024年03月18日 | 散文

「とらや」はセットですが、実際の「神明会商店街」でのロケも多いです。

リリーさんを迎える寅次郎。

 

<現在>「川ち家」が建ち替わっています。

さくらと叔母ちゃんです。血が繋がってはいないけど、何を置いても、甥の寅次郎、姪のさくら、そして、姪孫(てっそん)の満男を大事に思っています。2人寅次郎を待っています。

<現在>

寅次郎を待つさくら。

<現在>

待ちかねていたさくら。

<現在>

半分くらい店が変わっている商店街ですが、名作映画の名残りを探すのも楽しいです。

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根岸で「だし自販機」9号発見!そして、

2024年03月18日 | 散文

道路の反対側に見つけました!

根岸の街角です。

やって来ました。設置したてみたいです。自販機もその基礎も、駐車場の舗装も新しいです。

「だし道楽」です。先日登録読者さんが、だし自販機は3つのメーカーがあることを教えてくれました。

告知スペースを見ます。ほう、卵かけご飯がお勧めですか?

 

商品は2段3種類です。シンプルです。よく似た自販機の他メーカー「だし職人」とは趣きが違います。

裏を見ました。随分スッキリしています。「だし職人」のようなゴテゴテと面白いキャッチコピーはありません。

もう一度ラインナップを見ます。登録読者さんはいつも私の疑問に対して的確に教えてくれます。先日の「だし自販機8号」の記事を見て、「プロの料理人が各種有る自販機だしの味比べを行ったサイト」を紹介してくれました。

そして、遂に購入しました!1番高い750円(他は550円、そもそもだしを買ったことが無いので相場が分からない)のだしです。「高いのが美味しいだろう」ではありません。登録読者さんに教えて頂いたプロ料理人好みの「だし道楽・焼きあご昆布入り」です。自販機のボタンを押す前に、サイトを開いて確認しました。中にあごと昆布が入っています。ちょっとグロテスクです。

自販機は根岸柳通りの信号脇に有ります。・・・ただ一つ心配事が有ります。私は魚臭さが苦手なんです。蕎麦つゆも魚臭さが薄いのを選びます。心配しながら帰宅します。

帰宅したら、何故かテーブルの上に大根が投げ出してありました。これならだしの味がよく分かると思って煮て貰いました。・・・恐る恐る一口食べたら、「お・い・し・い!」 魚臭さはありません。味に深みがあります。  人様にお勧めしても良い味です。次回は卵かけご飯を試してみましょう!

教えて頂いた登録読者さん、ありがとうございました。

コメント (4)
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