
写真1 不耕起水田にニラのような葉を伸ばすミズニラ

写真2 不耕起栽培水稲の脇に生えるミズニラ

2012年7月22日、八王子里山クラブの第2回田んぼの草取りに参加。その際、不耕起栽培水稲の脇に写真のミズニラ(総称)を発見。
ミズニラ(総称)は田んぼ、湖、沼などに生える多年草。我が国にはオオバシナミズニラ、シナミズニラ、ミズニラモドキ、ヒメミズニラ、ミズニラ、チシマミズニラの6種が生息。
写真の個体について、上記6種のうち、どの種に該当するか、筆者は同定できない。
ちなみに環境省レッドデータでは、オオバシナミズニラは絶滅危惧ⅠB類、シナミズニラ・ミズニラモドキは絶滅危惧Ⅱ類、ヒメミズニラ・ミズニラは準絶滅危惧に分類されている。
*環境省レッドデータ・カテゴリー(1997年)
絶滅(EX):我が国ではすでに絶滅したと考えられる種
野生絶滅(EW):飼育・栽培下でのみ存続している種
絶滅危惧IA類(CR):ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
絶滅危惧IB類(EN):IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種
絶滅危惧II類(VU):絶滅の危険が増大している種
準絶滅危惧(NT):現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては
「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年07月22日 撮影地:東京都八王子市