写真1 タマネギの葉と根を切るおばあちゃん
写真2 親子でタマネギの葉と根を切る。男性は1950年生まれ
写真3 タマネギ入りコンテナを軽4輪に乗せる夫妻
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里みち・農道歩きの途中、傾斜畑で作業中の女性2人、男性1人、軽4輪2台、タマネギ収穫中
現場に着き、なに、なさってんですか、次のよう
1.傾斜畑でタマネギ切り
これかい、見てのとおりタマネギ切り
タマネギは葉っぱが倒れたら収穫時期
ビニールハウスに入れ、陽よけして干す、ハウスのサイドは網だけにして
上から雨水を落とさないように風で乾かす
切口が乾いてから出荷、約1週間で出荷できる
JA出荷、市場出し、直売所出しがある
2.市況をにらみながら出荷するタマネギ
北海道の出荷を見ながら、市況を見ながら出荷する
今(6月)出ているのは滋賀県など西のもの
タマネギ出荷は順に北上する、作り方が違う
北海道は雪が融けてから植え、7月中旬から出る、ここが終わる頃から出る
ここは、11月、12月に植える
九州、鳥取など西日本、静岡は9月、10月に植える
浜松、姫路の新タマネギは4月、5月、6月に出る
自分は、この合間に出す、5月、6月、7月に
3.タマネギは麦に替わり作るようになった、カネがとれる
タマネギは田んぼの2毛作の副産物
昔、麦の替わりに田んぼに作っていた
畑で作れるように品種改良された
畑で作るのは、ここ10年~20年
田んぼで作る麦に替わりカネがとれる
田んぼより収入がよい、出荷した分だけ金額になる
4.昭和25年生まれは“小僧っ子、駆け出し”
昔ながらの自作地でやっているのは兼業農家
兼業農家は、ヒャクショウ・百姓、農業の方は赤字
ヒャクショウは、うまくいってトントン、ヘタすると赤字
赤字は兼業収入で埋める
自分は自営の兼業なので植えつけたもの100%を出荷できない
自分が入っている自治会は60~70戸
元からの百姓は25軒くらい、あとは二男、三男、分家
自分で耕すのは10軒未満
息子で農業だけやっているのはいない
農業していても兼業
40歳で兼業でヒャクショウやっているのが若い、70歳以上が主
我々の年代は“小僧っ子の駆け出し”
認定農家でも、セガレは農業やってない
米と麦を30町歩やっていても、セガレは会社勤め、アルバイトを使って農作業
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年06月02日 撮影地:栃木県下野市