
写真1 摘果について説明を聞くJICA研修員 説明者:和歌山県農林水産部農業生産局経営支援課普及班・前田班長

写真2 ミカンの接ぎ木について説明を聞くJICA研修員 説明者:和歌山県農林水産総合技術センター果樹試験場・森口栽培部長

写真3 測定具(水色)をミカンの実にあて、摘果を見極めるJICA研修員

写真4 “ Oh Sweet ”「有田みかん」 初めて食べるみかんに感嘆 JICA研修員

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JICA集団研修「農業普及企画管理者」コース研修員15名は、2013年08月22日午前・午後、
和歌山県農林水産総合技術センター果樹試験場で研修。
同試験場の試験研究内容を聞き、午後、温州ミカンの摘果を実習し、接ぎ木を見聞。
摘果とは、多数の実のうち一定の大きさにない実を摘み捨てる作業。
実の大きさを揃え、品質を良くするために必要な作業。
しかし、研修員にとって、せっかく着いた実を捨てるのは“ Oh Mottainai ”。
たとえば、次のような意見が出た。
自分の国は食糧自給がままならない、農産物を捨てるのは考えられない。
小さな実は捨てるのでなく、利用できないのか。たとえば、紅茶に絞って入れるとか。
接ぎ木は、需要動向を予測して新品種を既存の枝や茎に接ぎ足す技術。
研修員は、ミカンや農業の試験研究成果を生産者へ広める普及指導員、
逆に生産者の要望を試験場へ伝える普及指導員の役割などについて学ぶ。
引用・参考文献等:本ブログ2013年08月28日・09月05日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年:2013年08月22日 撮影地:和歌山県有田郡有田川町