写真1 冷青の空、ネギを抜くAさん
写真2 切り面が白のダイコン、トラックの上。切り取られた部位は作土の上。初見の場景
写真3 めったに見ない桑畑、群馬県藪塚台地で運よく見撮
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渡良瀬川の大間々扇状地、藪塚台地
冬の代表農作物はネギ、ダイコン、ホウレンソウ、ニンジン
2016年02月04日、ネギとダイコンの収穫を見聞撮
ネギを抜いているのは既知のAさん(64歳・写真1)
06月初旬に移植して昨年12月から抜き、JAに出荷
トラクターで掘り上げ、手で抜く(ネギ収穫例:弊ブログ2015年12月25日)
ダイコンの上部が切られて並ぶ畑(写真2)
なんか変、なぜ切られている
また、ダイコン収穫は昨年末に終わったはず
畑の左前方、軽4輪トラックにダイコンを積み込む女性2人、男性1人
現場に着き、これはダイコンですよね、と伺う筆者
次のように教えていただく
昨年末、自宅の塩蔵タンクに入れられず残ったダイコン
作土から上は寒さにあたり使えない
その部位を包丁で切り、残った部位を積んでいる(写真2)
自宅の塩漬けタンクに入れる
なるほど、ダイコンには三つの出荷形態
一つは、この塩蔵ダイコン、塩漬け後に漬物用に出荷
二つは、生のまま出荷するダイコン
三つは、天日干しの後に出荷するダイコン・大根(弊ブログ2015年12月13日)
さて、群馬県はかつて養蚕の一大産地
外国産に押されて衰微した養蚕
藪塚台地も一面桑畑だった
名残りの桑畑をネギとダイコンの見聞撮後に撮る(写真3)
桑を抜いた跡に栽培されたのが上記の各種野菜
桑畑跡野菜作りの御苦労の一端をAさん(注1)は次のようにご教示
抜根当初、24~25年前、植えても植えても葉が変色して出荷できなかった
桑畑に地力はなかった(Fさんのご教示は弊ブログ2015年01月11日・17日)
堆肥を、各種肥料を入れに入れた
その結果が現在
他所並みの、そこ以上のホウレンソウ、ネギ、ニンジンなどを生産・出荷できる
注1 弊ブログ2016年02月15日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:群馬県太田市藪塚