今季のレースに先だってコースが大幅に改修
されたセパン・インターナショナル・サーキットで
30日(金)、2016年FIA F1世界選手権第16戦
マレーシアGP金曜フリー走行2回目が実施され、
メルセデスのハミルトンが最速タイムを記録した。
初回セッションではチームメイトのロズベルグが
1分35秒227をマークしてトップに立ち、ハミルトン
は0.494秒差の2番手に並んだ。メルセデスに次
ぐ2番手チームの位置につけたのはライコネンが
3番手、ベッテルが4番手だったフェラーリだ。
フリー走行2回目も引き続き青空の下でセッショ
ンがスタートし、気温34℃、路面温度58℃、湿度
48%のドライコンディションで、ピットレーンのオー
プンと同時にハースF1勢とマクラーレンのアロン
ソがコースイン。アロンソはセパンで新たにアップ
グレードされたHonda製パワーユニットを搭載して
おり、1回目のフリー走行ではトップ5に食い込ん
だ。
序盤の走行はメルセデスのロズベルグにミディ
アム、ハミルトンにハードタイヤを履かせた他、大
半がミディアムかハードの硬めのコンパウンドで
走行。マクラーレンだけがソフトタイヤで周回して
いた。
最初の走行プランが完了すると上位勢も含めて
ソフトタイヤに切り替わり、まずはフェラーリのベ
ッテルが1分35秒605を刻んでトップタイムを塗り
替える。その後、ロズベルグが0.428秒速く走っ
てタイムシート最上位に立ったが、ハミルトンが
1分34秒台に入れてさらにトップの顔ぶれが変
わった。
フリー走行1回目のセッション開始早々にマシ
ンからの燃料漏れで出火するトラブルに見舞
われたルノーのマグヌッセンは後半のフリー
走行が始まっても修復作業が終わらず、走行
時間を大きく失ったが、前半が終わる前に準
備が整い、コースに向けて出発。システムチ
ェックに問題はなかったようで、そのままタイ
ム計測をスタートさせたが、最終コーナーの
エイペックスを逃してしまいい芝生に乗り上げ
てピットレーンに入っていった。停車はせず、
再びコースに向かって最初のラップタイムは
1分40秒台にとどまったものの、トラブルの影
響を感じさせない走りで周回を重ねている。
上位勢がソフトタイヤでクイックラップを走行し
た後のオーダーは優位を誇るメルセデスにフ
ェラーリが続き、レッドブル、フォース・インディ
ア、マクラーレンが1台ずつ並んだ。
マクラーレンは2台のプログラムを分けており、
序盤からハードタイヤの作業に専念していた
バトンは終盤に入ってソフトタイヤを投入し、
トップ10の自己ベストを記録している。
10月2日に開催される決勝は日本時間16時
にスタートすることから、その時間帯に入る
とどのチームもレースを想定した作業に取り
かかり、ロングランを中心としたプログラムが
進められた。さらに2時間遅い18時に始まる
予選は路面温度やコンディションが異なると
予想されている。
中盤以降はタイムシートにほとんど変化は見
られず、唯一、1分34秒台に入れたハミルトン
がトップのまま初日のセッションが終了した。
ハミルトンのベストタイムは1分34秒944だ。
ロズベルグが0.233秒差で2番手に続き、ベッ
テルとライコネンのフェラーリ勢がその後方に
並んだ。
マクラーレンはアロンソが7番手、バトンが10
番手で初日を締めくくっている。
バトンは300回目のグランプリ!
2人の予選Q3進出が楽しみです。
されたセパン・インターナショナル・サーキットで
30日(金)、2016年FIA F1世界選手権第16戦
マレーシアGP金曜フリー走行2回目が実施され、
メルセデスのハミルトンが最速タイムを記録した。
初回セッションではチームメイトのロズベルグが
1分35秒227をマークしてトップに立ち、ハミルトン
は0.494秒差の2番手に並んだ。メルセデスに次
ぐ2番手チームの位置につけたのはライコネンが
3番手、ベッテルが4番手だったフェラーリだ。
フリー走行2回目も引き続き青空の下でセッショ
ンがスタートし、気温34℃、路面温度58℃、湿度
48%のドライコンディションで、ピットレーンのオー
プンと同時にハースF1勢とマクラーレンのアロン
ソがコースイン。アロンソはセパンで新たにアップ
グレードされたHonda製パワーユニットを搭載して
おり、1回目のフリー走行ではトップ5に食い込ん
だ。
序盤の走行はメルセデスのロズベルグにミディ
アム、ハミルトンにハードタイヤを履かせた他、大
半がミディアムかハードの硬めのコンパウンドで
走行。マクラーレンだけがソフトタイヤで周回して
いた。
最初の走行プランが完了すると上位勢も含めて
ソフトタイヤに切り替わり、まずはフェラーリのベ
ッテルが1分35秒605を刻んでトップタイムを塗り
替える。その後、ロズベルグが0.428秒速く走っ
てタイムシート最上位に立ったが、ハミルトンが
1分34秒台に入れてさらにトップの顔ぶれが変
わった。
フリー走行1回目のセッション開始早々にマシ
ンからの燃料漏れで出火するトラブルに見舞
われたルノーのマグヌッセンは後半のフリー
走行が始まっても修復作業が終わらず、走行
時間を大きく失ったが、前半が終わる前に準
備が整い、コースに向けて出発。システムチ
ェックに問題はなかったようで、そのままタイ
ム計測をスタートさせたが、最終コーナーの
エイペックスを逃してしまいい芝生に乗り上げ
てピットレーンに入っていった。停車はせず、
再びコースに向かって最初のラップタイムは
1分40秒台にとどまったものの、トラブルの影
響を感じさせない走りで周回を重ねている。
上位勢がソフトタイヤでクイックラップを走行し
た後のオーダーは優位を誇るメルセデスにフ
ェラーリが続き、レッドブル、フォース・インディ
ア、マクラーレンが1台ずつ並んだ。
マクラーレンは2台のプログラムを分けており、
序盤からハードタイヤの作業に専念していた
バトンは終盤に入ってソフトタイヤを投入し、
トップ10の自己ベストを記録している。
10月2日に開催される決勝は日本時間16時
にスタートすることから、その時間帯に入る
とどのチームもレースを想定した作業に取り
かかり、ロングランを中心としたプログラムが
進められた。さらに2時間遅い18時に始まる
予選は路面温度やコンディションが異なると
予想されている。
中盤以降はタイムシートにほとんど変化は見
られず、唯一、1分34秒台に入れたハミルトン
がトップのまま初日のセッションが終了した。
ハミルトンのベストタイムは1分34秒944だ。
ロズベルグが0.233秒差で2番手に続き、ベッ
テルとライコネンのフェラーリ勢がその後方に
並んだ。
マクラーレンはアロンソが7番手、バトンが10
番手で初日を締めくくっている。
バトンは300回目のグランプリ!
2人の予選Q3進出が楽しみです。