シュピールベルクのレッドブル・リンクにて30日(土)、2018年FIA F1世界選手権第9戦オーストリアGP予選が行われ、メルセデスのボッタスがポールポジションを獲得した。
ピレリがソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイヤを持ち込んだ今週末は予選Q3用タイヤとしてウルトラソフトを1セット確保するよう指定されている。
予選直前に実施された土曜フリー走行はフェラーリのベッテルがトップタイムをマークしたとはいえ、メルセデスのハミルトンが100分の数秒差で2番手に続き、3番手のボッタスも0.1秒遅れと大差はない。セッション終了間際にギアボックストラブルに見舞われたザウバーのルクレールは新品と交換して予選に臨んだため、5グリッド降格処分を受ける。
曇り空のレッドブル・リンクは気温24℃、路面温度34℃、湿度47%で予選スタート時刻を迎え、ピットレーンの信号が青に変わってQ1が始まるとトロ・ロッソのハートレーを先頭にザウバーやウィリアムズがドライバーをコースに送り出した。
フェラーリはベッテルとライコネンの2人にスーパーソフトタイヤを履かせて始動し、メルセデスは両ドライバーともウルトラソフトタイヤでアタックラップに向かっている。1分04秒294をマークしたハミルトンがトップに立ち、0.053秒差でベッテルが2番手につけた。
その後、メルセデスコンビが好タイムを連発し、ライコネンもクイックラップをまとめてポジションを上げる。フェラーリ勢は結局、スーパーソフトのアタックのみでピットに引き上げ、ライコネンが3番手、ベッテルは最終的に6番手でQ2に進んだ。
18分間のバトルを終えてQ1敗退を喫したのは16番手だったバンドールン(マクラーレン)以下、ペレス(フォース・インディア)、シロトキン(ウィリアムズ)、ハートレー、エリクソン(ザウバー)だ。
Q1終了間際にルクレールがコースを飛び出してグラベルに乗り上げ、一時黄旗が振られた。複数のドライバーがラストアタック中だったため、少なからず影響を受けたと思われる。ルクレールは事なきを得てコース復帰し、12番手でQ1突破を果たしている。
Q1のトップタイムはハミルトンがマークした1分04秒080だ。
ルクレールが先頭でコースインしたQ2ではメルセデスの2人がスーパーソフトタイヤを選択。フェラーリは両ドライバーともウルトラソフトタイヤで出陣し、少し遅れてガレージを出発したレッドブル勢はメルセデスと同じくスーパーソフトを選んでいる。
早々に1分03秒台に入れてきたメルセデスとフェラーリの4人がピットに引き上げた一方で、アタックラップに臨んだレッドブル勢はフェルスタッペンが1分04秒フラットを記録して5番手につけ、リカルドは1分05秒台にとどまるも、後にタイムを更新して1分04秒台に入れたが、ポジションは9番手止まりだった。
フェルスタッペンと6番手につけていたハースF1のグロージャンがガレージでの待機を選択し、それ以外のドライバーがQ2最後のアタックに挑んだ終盤、ベッテルが1分03秒544をたたき出してトップに浮上し、ウルトラソフトに履き替えてコースに出たメルセデス勢やレッドブルのリカルドはタイムを更新せずにピットに戻ったが、無事にQ2を突破している。
Q2で予選を終えたのは11番手だったフォース・インディアのオコンを含め、ガスリー(トロ・ロッソ)、ルクレール、アロンソ(マクラーレン)、ストロール(ウィリアムズ)だ。アロンソはラストアタックでペースアップを狙っていたものの、最終コーナーでワイドにふくらんでしまい、ポジションを上げられなかった。
ポールポジションが決するQ3はハースF1勢を除く8台が早々に出陣し、予選トップ10入りを決めたルノーコンビがユーズドながら、全車がウルトラソフトタイヤをチョイスしている。
最初のアタックでトップに立ったのは1分03秒264をマークしたボッタス。ハミルトンは途中、リアのバランスを乱すミスがあり、0.5秒遅れの2番手にとどまっている。ターン4でブレーキングのミスを犯したベッテルのタイムはボッタスよりも0.996秒遅かった。
新品のウルトラソフトタイヤに履き替えて再度アタックに挑んだレッドブル勢はそれぞれ自己ベストを更新して1分03秒台に乗せたが、ポジションは変わらずフェルスタッペンが5番手、リカルドが6番手だ。2人はピットに戻り、最後のアタックラップに備えて再びタイヤを交換している。
全車が新しいウルトラソフトで挑んだラストアタックはボッタスが1分03秒130をたたき出してライバルを引き離し、ハミルトンも必死にプッシュしていったが、0.019秒届かずに2番手となり、ベッテルも0.334秒およばず、結果、ポールシッターの座はボッタスが手中に収めた。
ハミルトンが2番手だったメルセデスは前戦に続くフロントロー独占を達成。フェラーリのベッテルとライコネンがそろって2列目に並び、レッドブルはフェルスタッペンが5番手だったものの、リカルドは思うようにペースを上げられず7番手で予選を終えている。
レッドブル勢の間に割って入ったのはハースF1のグロージャンだ。相棒のマグヌッセンが8番手、ルノーのヒュルケンベルグとサインツが5列目から決戦に挑む。
なお、Q2終盤で発生したベッテルとサインツが絡むインシデントは審議対象になったまま予選が終了している。ターン1で速度を落としていたベッテルに追いついたサインツは道を譲らなかったベッテルとの接触を避けるため、コース外に押し出された
トロ・ロッソ・ホンダのガスリーは12番手、ハートレーは19番手とQ3に進めなかったですが、ガスリーは5番手のフェルスタッペンとの差は、約1秒とあまり差がないので、決勝ではポイント
を取って欲しいですね!
ピレリがソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイヤを持ち込んだ今週末は予選Q3用タイヤとしてウルトラソフトを1セット確保するよう指定されている。
予選直前に実施された土曜フリー走行はフェラーリのベッテルがトップタイムをマークしたとはいえ、メルセデスのハミルトンが100分の数秒差で2番手に続き、3番手のボッタスも0.1秒遅れと大差はない。セッション終了間際にギアボックストラブルに見舞われたザウバーのルクレールは新品と交換して予選に臨んだため、5グリッド降格処分を受ける。
曇り空のレッドブル・リンクは気温24℃、路面温度34℃、湿度47%で予選スタート時刻を迎え、ピットレーンの信号が青に変わってQ1が始まるとトロ・ロッソのハートレーを先頭にザウバーやウィリアムズがドライバーをコースに送り出した。
フェラーリはベッテルとライコネンの2人にスーパーソフトタイヤを履かせて始動し、メルセデスは両ドライバーともウルトラソフトタイヤでアタックラップに向かっている。1分04秒294をマークしたハミルトンがトップに立ち、0.053秒差でベッテルが2番手につけた。
その後、メルセデスコンビが好タイムを連発し、ライコネンもクイックラップをまとめてポジションを上げる。フェラーリ勢は結局、スーパーソフトのアタックのみでピットに引き上げ、ライコネンが3番手、ベッテルは最終的に6番手でQ2に進んだ。
18分間のバトルを終えてQ1敗退を喫したのは16番手だったバンドールン(マクラーレン)以下、ペレス(フォース・インディア)、シロトキン(ウィリアムズ)、ハートレー、エリクソン(ザウバー)だ。
Q1終了間際にルクレールがコースを飛び出してグラベルに乗り上げ、一時黄旗が振られた。複数のドライバーがラストアタック中だったため、少なからず影響を受けたと思われる。ルクレールは事なきを得てコース復帰し、12番手でQ1突破を果たしている。
Q1のトップタイムはハミルトンがマークした1分04秒080だ。
ルクレールが先頭でコースインしたQ2ではメルセデスの2人がスーパーソフトタイヤを選択。フェラーリは両ドライバーともウルトラソフトタイヤで出陣し、少し遅れてガレージを出発したレッドブル勢はメルセデスと同じくスーパーソフトを選んでいる。
早々に1分03秒台に入れてきたメルセデスとフェラーリの4人がピットに引き上げた一方で、アタックラップに臨んだレッドブル勢はフェルスタッペンが1分04秒フラットを記録して5番手につけ、リカルドは1分05秒台にとどまるも、後にタイムを更新して1分04秒台に入れたが、ポジションは9番手止まりだった。
フェルスタッペンと6番手につけていたハースF1のグロージャンがガレージでの待機を選択し、それ以外のドライバーがQ2最後のアタックに挑んだ終盤、ベッテルが1分03秒544をたたき出してトップに浮上し、ウルトラソフトに履き替えてコースに出たメルセデス勢やレッドブルのリカルドはタイムを更新せずにピットに戻ったが、無事にQ2を突破している。
Q2で予選を終えたのは11番手だったフォース・インディアのオコンを含め、ガスリー(トロ・ロッソ)、ルクレール、アロンソ(マクラーレン)、ストロール(ウィリアムズ)だ。アロンソはラストアタックでペースアップを狙っていたものの、最終コーナーでワイドにふくらんでしまい、ポジションを上げられなかった。
ポールポジションが決するQ3はハースF1勢を除く8台が早々に出陣し、予選トップ10入りを決めたルノーコンビがユーズドながら、全車がウルトラソフトタイヤをチョイスしている。
最初のアタックでトップに立ったのは1分03秒264をマークしたボッタス。ハミルトンは途中、リアのバランスを乱すミスがあり、0.5秒遅れの2番手にとどまっている。ターン4でブレーキングのミスを犯したベッテルのタイムはボッタスよりも0.996秒遅かった。
新品のウルトラソフトタイヤに履き替えて再度アタックに挑んだレッドブル勢はそれぞれ自己ベストを更新して1分03秒台に乗せたが、ポジションは変わらずフェルスタッペンが5番手、リカルドが6番手だ。2人はピットに戻り、最後のアタックラップに備えて再びタイヤを交換している。
全車が新しいウルトラソフトで挑んだラストアタックはボッタスが1分03秒130をたたき出してライバルを引き離し、ハミルトンも必死にプッシュしていったが、0.019秒届かずに2番手となり、ベッテルも0.334秒およばず、結果、ポールシッターの座はボッタスが手中に収めた。
ハミルトンが2番手だったメルセデスは前戦に続くフロントロー独占を達成。フェラーリのベッテルとライコネンがそろって2列目に並び、レッドブルはフェルスタッペンが5番手だったものの、リカルドは思うようにペースを上げられず7番手で予選を終えている。
レッドブル勢の間に割って入ったのはハースF1のグロージャンだ。相棒のマグヌッセンが8番手、ルノーのヒュルケンベルグとサインツが5列目から決戦に挑む。
なお、Q2終盤で発生したベッテルとサインツが絡むインシデントは審議対象になったまま予選が終了している。ターン1で速度を落としていたベッテルに追いついたサインツは道を譲らなかったベッテルとの接触を避けるため、コース外に押し出された
トロ・ロッソ・ホンダのガスリーは12番手、ハートレーは19番手とQ3に進めなかったですが、ガスリーは5番手のフェルスタッペンとの差は、約1秒とあまり差がないので、決勝ではポイント
を取って欲しいですね!