昨日は、3チーム合同の練習だった。他のチームの指導者が遅れるというので、3チーム合同で練習を行った。それぞれのチームは、体育館が使えない事情があるので、体作りをメインにモーションバランストレーニングやコーディネーショントレーニングを多く取りれて行った。できるだけ、同じチームの人と一緒にならないようにグループになっていろいろな練習を行った。
子供たちは、最初「できない」「無理」などの言葉が飛び交っていた。そこで、マイナスの言葉を発すると、体は動かなくなるので、できなくても次がんばろうという気持ちに切り換えようと話した。それ以降は、みんな黙々と取り組んでいた。それから、2人や3人でやるときに相手の人のことを思いやって取り組むことも話した。日頃、自分のチームの子供たちに言っていることである。できる、できないは個人差があるが、ケガにつながることや間違った体の使い方をしないためにもポイントは確実に伝えなければならないと思った。
今回は、とても貴重な経験をさせてもらった。私が今までいろいろとやってきたもののの中から、子供の様子を見ながらできるだけ飽きさせず、楽しめて、そして少しうまくなったと思えるような練習にしたいと心がけながらやってみた。子供たちは、私のつたないメニューの提示にもかかわらず、とても生き生きと意欲的に動いていた。中には「できました!」と言って、次に何をするのか期待しながら私のところに寄ってくる子もいた。
今回の練習を通じて、私自身がまだまだ理解していないところ、伝え切れていない部分などがあることを痛感した。理解不足、勉強不足なんだと思う。この練習がどういうところにつながっていくのか、何が大切なのかなども含めて、もっともっと広がりと深みが出るような練習を心がけなければいけないと思った。日々努力。