笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

たかが遊び、されど遊び

2012-04-03 23:29:17 | Weblog

 遊びから子ども達のことを考えてみた。しっぽ取りをしたときにほとんどの子が壁を背中にしてしっぽをとられまいと最初全く動きが見られなかった。そのうち、ぽつりぽつりと動き始め、だんだんと取った、取られたという歓声が上がるようになった。

 子ども達は、遊びでも真剣でしっかりやろう、取られまいと守るから入るがそれでは弱いのではないだろうか。では、強い人はどうなのだろうか。たぶん攻めから入るのではないだろうか。そういうことからも、今のチームの現状は弱さがまだまだ残っているところが多いように思う。

 たぶん、バレーの試合では勝ちたい、しっかりやりたいという気持ちから、守りの気持ちになり、攻める気持ちは後半にようやく出始めるという展開が多いように思う。バレーのメンバーでの練習にはすべてが試合に通じるのではないだろうか。ボールを触らなくても、たかが遊びでも子ども達のメンタル面や人間的な成長は試合の場面や大人になって困難な場面で露呈するものだと思う。次回の練習からは、どんどん子ども達に今の動きが試合ではどう生きてくるのかということを伝えていきたい。そして、あらゆる場面を想定した練習を至る所にちりばめていきたい。日々努力。

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