笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

アドラー

2021-01-21 06:11:13 | Weblog

アドラー心理学に劣等コンプレックスと優越コンプレックスについて、昨年のオンライン研修会で学習しました。自分より上と思ってしまう劣等コンプレックス、相手が自分に優越感を感じている優越コンプレックス、どっちが上か下かを他人と比較して、卑下したり天狗になったりする。どちらもコンプレックスには変わりない。

昨日の練習で、子どもが「一度もボールに触れなかった。」と私に訴えてきた子がいました。まだ始めて4ヶ月ほどの子です。アドラーは劣等感そのものは悪いことではなく、人が目に進むエネルギーになると言っています。また、人間は劣等感を克服するために上に向かおうとすると考えました。その子には、「そういう気持ちをもつことは大事だよ。だからもっとうまくなろうと思って練習することが大切だよ。」と話しました。そして、私はこういう子どもを喜ばせるために指導者になったこと、そういう子どもが喜ぶ指導をすることが大切であると改めて感じさせられました。

コメント (2)
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