笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

常に試されている

2009-05-20 22:19:22 | Weblog
 きのうブログを更新しようと思っていたが、子供たちの反省ノートにメッセージを書くのに夜中までかかってしまってできなかった。一人ひとりに私が感じていることをていねいに書いているとついつい時間が経ってしまう。何もそこまでと思うが、書くことでその子に私の「気」を送っているような感覚もある。今年は、私が学校が変わり、短い練習でのかかわりなので、よけいに私の考えていること、感じていることを子供たちに伝えたいという思いが強いのかもしれない。また、練習での中では伝えきれないことをもっと伝えたいのかもしれない。

 月曜日の練習後に、後援会の方が後援会の全体会議を開いてくれた。今年度からこのような会議が大会前に計画されている。内容は、先日の大会の決算のこと、今度の全日本の予選の大会について、指導者から活動状況の報告などである。またその他もろもろのことを全体で確認した。
 私から、子供たちの状況やどういう方向で指導しているかを話した。「心と心をつなげるバレーをする」というテーマで指導していること、それから食事のことなどもこの機会に話をさせてもらった。
 今回こういう会議の中で、直に私の口から話すというのは初めてだったが、いい機会を与えてもらったと思っている。それは、私が何を考えて指導しているのか、どういうバレーをしたいのかを知ってもらう必要があるからだと思っている。試合の結果だけで指導のあり方を問うのではなく、その過程を見てほしいと思っている。そのためには、指導者の言葉を後援会の方々に直接伝えることが必要だと思う。そう考えると、子供たちにはチームワークとして心と心を繋げることを話しているが、後援会と指導者、後援会同士の心と心も繋げていくことも必要なんだなと改めて感じた。

 草野塾頭が、このようなことをおっしゃっている。

「監督は監督である前に経営者でありなさい。
 経営者、監督、そして個人の順番で思考と行動をせよ。
 経営者なら理念と方針を持ちなさい。いわゆるビジョンです。
 ここまでくると「バレーが好き」だけではダメなのです。
 理念と方針を達成するために具体的な目標を実行する行動力。
 そして動く順番を間違えるなということです。
 人間、立場が変わると知りたい情報、欲しいアドバイスも変わってきます。」

 私自身、しっかりとした理念と方針を持ち、そのための具体的な目標とそれを実行する行動力があるかどうか、先日の会議で試されていることを感じた。
 どんなときでも自分は常に試されていると思いながら、生きることが大切なんだなと思う。日々努力。
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