本ブログ(たぶん)初登場の ハマユウ(浜木綿)。
残念ながら、終わりかけ。
ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)の多年草。
原産地は日本で、東アジアから南アジアにかけての温暖な地域に分布しているようです。
学名: Crinum asiaticum
花序ははじめ苞に包まれ、開花時にはこの苞は下に垂れる。花は短い柄の先にあって、白い細長い6枚の花被を持つ花で、花弁の根本の方は互いに接して筒状、先端部はバラバラに反り返る。
(Photo Miyazaki 宮崎観光写真「ハマユウ(浜木綿)の写真」)
花は日没前後から強い芳香を発するようになり、大型のスズメガ科のガが吸蜜に訪れて花粉を媒介する。(同上)
名前の由来は、浜辺に生え、白色の花を「木綿(ゆふ)」に見立てたことからといわれています。
「木綿(ゆふ)」とは、楮(コウゾ)の樹皮を剥ぎ、その繊維を蒸し、水に浸して裂いて糸にしたものです。その繊維から作られた布は、古代から神事などに用いられてきました。(らいちゃんの家庭菜園日記「「ハマユウ(浜木綿)」の花」)