大きなクマバチがキキョウの花に来ています。
クマバチは 単独行動するハチなので、こちらが攻撃しなければ、集団で社会生活するミツバチなどのように 戦争をしたり、針で刺したりしません。
クマバチは 花の蜜を餌にしています。花粉を食べに来るわけではありません。
この状態は 初期の状態で、雄しべが雌しべを覆っています(雄しべ活動期)。この状態のとき、ハチが、花弁の付け根(花の奥のほう)にある蜜を吸おうと雌しべの花柱に止まると足や腹に 花粉が付きます。
この花の状態は 終期で、雄しべは枯れ落ち、雌しべの柱頭が5つに開いています。この状態のとき、他の花で花粉を足に付けたハチが、雌しべに止まると 柱頭が受粉します。
でも、クマバチはちょっと キキョウには大きすぎますね (T_T)